平体まひろが“覚悟を決めて”、野田秀樹「売り言葉」で一人芝居に挑戦
10月10日から14日まで、平体まひろによる野田秀樹の戯曲『売り言葉』の一人芝居が東京で上演される。
平体まひろが1年弱の活動休止後にひとり芝居に挑戦し、舞台活動を再開する決意を示す。
演出の下平慶祐は、戯曲が女性の人生と向き合う姿を描いており、普遍的なメッセージを観客に届ける意気込みを語る。
「平体まひろ 一人芝居『売り言葉』」が10月10日から14日まで東京・雑遊にて上演される。
「売り言葉」は、野田秀樹が執筆した戯曲で、2002年に大竹しのぶの一人芝居として上演されたもの。彫刻家で詩人の高村光太郎の妻・智恵子の半生をモデルに描かれた作品だ。
約1年弱舞台活動を休止していた平体まひろは本作に向けて「一年弱舞台活動をお休みしていました。ということを知っている方はそんなおらんだろとも思いつつ、自分にとっては覚悟を決めてのことだったので、活動再開にあたっても覚悟を決めて、ひとり芝居に挑戦することにしました。沢山の方々のお力をお借りしながら、自分に売り言葉をふっかけながら、皆様に楽しんでいただくべく励みます。ぜひお運びください!」とコメント。
また演出を手がける下平慶祐は「高村智恵子が狂気に溺れていく戯曲、と聞くとおどろおどろしいと思うかもしれませんが、読んでみると全く違う印象を抱きました。私自身かなり『おどろ』いたのですが、この戯曲に描かれていたのは、普遍的な、とりわけ女性が、必死に人生と向き合っていく様子です。つまり、死を必することが狂っているということ?それなら自分の人生は? なんてことを考えながら、この作品を皆様に送ります」と意気込みを述べた。
チケットは本日9月1日11:00に販売スタート。
■ 平体まひろ 一人芝居「売り言葉」
2024年10月10日(木)~14日(月・祝)
東京都 雑遊
□ スタッフ
作:野田秀樹
演出:下平慶祐
□ 出演
平体まひろ