「安全なの!?」大阪万博〝巨石のカーテン〟に心配の声も「法令遵守」「誤解を生む表現になっている」と設計者が注意喚起

AI要約

大阪・関西万博会場内の「休憩室2」の設計について、工藤浩平さんが安全性を強調し、施設の機能や目的について説明している。

報道やSNS上での懸念に対して工藤さんは、建築基準法や専門家の意見を考慮した設計が行われていることを強調し、誤解が生じている部分を明らかにしている。

工藤さんは将来的に施設についての正確な情報を提供するための取り組みを計画しており、安全性に関する懸念を解消するために努力している。

「安全なの!?」大阪万博〝巨石のカーテン〟に心配の声も「法令遵守」「誤解を生む表現になっている」と設計者が注意喚起

 大阪・関西万博会場内の「休憩室2」の設計を担当する工藤浩平さんが自身のXを更新。施設の安全性について注意喚起を行った。

 万博会場内の「休憩室2」の上空に設置予定の岩石にケーブルを通しネックレスのように繋げた〝巨石のカーテン〟について、施工の様子を一部報道が取り上げるとSNS上では「危険ではないか」「日よけになっていない」「そもそも必要なのか」といった不安の声が相次いであがった。工藤さんは「休憩所2では建築基準法をはじめとした各種法令を遵守し、構造計算や各種専門家へのヒアリング、強度試験などを行った上で設計・施工を進めております」と安全性を説明。報道では「コンセプトが書かれておらず、やや誤解を生むような表現となっています」と明かした。

 休憩所としての機能については「屋根や壁があり、空調設備の整った本格的な休憩所施設が敷地内に別に用意されております。石を用いたパーゴラは敷地内にある外部歩道(バス停留所からリングまで)の日除のための工作物であることをご理解いただければと思います」と説明。「文章や写真ではコンセプトや施設計画が伝わりづらいため、後日違ったメディアで、休憩所2についての施設紹介の機会(一次情報)を作りたい」としている。

 工藤さんの6月の投稿では「半年以上経った、モックアップ。実験はうまくいっています」と巨石をつなげたモックアップのテストを行っている様子も紹介している。

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