江口のりこさん(44歳)ガッタガタの40代、もうコレが「普通」って思うしかない|STORY

AI要約

江口のりこさんはエキセントリックな役から等身大の役まで幅広い役柄をこなす人気俳優であり、40代の自身の体や心の状態について率直に語っている。

体の疲れや痛みについて整体通いをしているが、先輩から「疲れは取れないもの」というアドバイスを受けて、自身の現状を受け入れることで楽になったと語る。

心の状態については、最近自身がぼーっとすることが増え、何も感じない時があるが、割と気にせず過ごしている様子。

江口のりこさん(44歳)ガッタガタの40代、もうコレが「普通」って思うしかない|STORY

“江口のりこさんが出るなら絶対面白い!”エキセントリックな役から等身大の役まで、ありとあらゆる役柄をこなし、STORY読者に絶大な人気を誇る江口のりこさん。関西弁まじりで40代の自分ネタを話す江口さんのお話……おもろすぎです。体のことから恋愛まで、江口さんにぶっちゃけトークしていただきました。

《江口のりこさんprofile》

1980年生まれ。兵庫県出身。俳優。2002年、映画『金融破滅ニッポン 桃源郷の人々』で映画デビュー。2020年公開の映画『事故物件 恐い間取り』で第44回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。’22年、エランドール賞新人賞を受賞。最新作は主演作『あまろっく』(’24/中村和宏監督)、『お母さんが一緒』(’24/橋口亮輔監督)、『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(’24/武内英樹監督)など。TVドラマ「時効警察」シリーズ(’06・’07・’19/テレビ朝日)、「半沢直樹」(’20/TBS)、「ソロ活女子のススメ」シリーズ(’21~’24/テレビ東京)、「SUPER RICH」(’21/フジテレビ)などでも個性を発揮し、人気を博している。8月30日に主演映画『愛に乱暴』が公開予定。

雑誌STORYでは40代を“ゆらぎ世代”と表現されてるんですね。私としては……、ゆらいでるっていうかガタガタですよね(笑)。首痛いし、足の付け根も痛いし、痛いところだらけですよ。整体通いもするくらい。

疲労感も半端ないし、疲れも取れない。でもね、この前舞台終わりに、先輩に、「疲れましたね、疲れってどうやって取れるんですか?」って聞いたら、先輩に「そんなの取れねーよ。その体でやっていくしかねーんだよ」って言われて、(あ、そうか)って思いました。

疲れを取ろう取ろうとするから、それが取れない! ってストレスになるわけでしょ。もう自分はコレなんだって思うとね、楽になりましたね。そりゃガタがきますよ40年以上生きてるんだから。この状態が普通っていうことでやっていかないとね。ほんとそう。

心はね、そんなにガタついてないかな? ゆらぐことはないけれど、ぼーっとしてるかも、本当に何も感じない時があるんです。ぼーーーーーーーっとして、「オイ!」って自分で言いたくなるような。ずーっとぼーっとしてる。これどういうことなんやろ。昔はここまでじゃなかったのに。ここ半年から1年くらいかな。

ゆらぎ、、ではないよね。ゆらぎって、あっち行ったりこっち行ったりするんだから。私はゆらゆらしてないですもん、自分がここにいないみたいな感じ。なんなんですかね、自分でもわからないです(笑)。

でも、自分のことってわからないもんですよね。しょうがない。ぼーっとして気づいた後も、スッキリするということもなく何にも変わらない。欲がなくなったってことなのかな。心の中がじーっとしているみたいな、割とそういう状態ですね。