奥田瑛二　大ファンの超人気アーティストとのラジオ共演に大感激「幸せの限り」ファン公言は「孫に…」

　俳優の奥田瑛二（74）が27日深夜放送のTOKYO　FM「TOKYO　SPEAKEASY」（月～木曜深夜1・00）に出演。大ファンだというアーティストとの対面に感激した。

　この日はシンガー・ソングライターのあいみょんとトークを展開。奥田はかねてあいみょんのファンであることを公言しており、冒頭「本当に本日幸せの限りで、言葉が出ないくらい。どんなに繕っても出ないくらい、凄い緊張から今目の前に」と感激を語った。

　「あいみょんとこうやって対峙してね、1・1メートルの所で顔を見つめながらというのは凄くありがたくあり、緊張は、凄いいい緊張に変わって来たんでうれしい限りでございますけれども」とも話した。

　あいみょんは奥田が自身のライブツアーを見に来てくれたと明かすと、「めちゃくちゃうれしかったしびっくりしました私。奥田さんいらっしゃるってうかがって、えっ、私のことそもそも知ってるのかっていう気持ちに」と回顧。

　奥田は「もう当然のことながら。隠れファンと言っちゃいけない、隠れなくてもいいぐらいの方ではあるんだけど、内緒にしておきたい人というかな。の優先順位1位だったんで」と笑ってみせると、「年齢的にもキャーキャーとか図々しくやるんじゃなくて、心の中にずっとしまっておきたい大切のものというのが真面目な話、自分の中にあって。ところがこれがバレちゃったんだよね。あなたの僕が凄い熱烈なるファンだということが。誰にバレたかって言ったら、孫にバレちゃった」と打ち明けた。

　現在小学4年生だという孫とライブに出かけたとし、どうしてバレたのかと聞かれると「孫があなたの曲を口ずさんでるわけ」。誰の曲かと尋ねると「あいみょん」「私大分知ってるよ」などと孫は答え、まだ字も読めない時期だったが、歌詞をそらんじていたという。

　そこであいみょんのアルバムを片っ端から聴いてみたところ、「そうか、面白いなあ。今トップの歌手が我々昔の歌謡曲は覚えてるけれども、今の現代ポップスは覚えられない、全く。それなのに刺さってしまう、これは何だっていうことで、追及し探求していって気が付いたのが、素直になったら分かった。全部耳から心に入って来て、それがいい意味で懐かしさと現在とが行ったり来たり交互してくれるっていうかね、そういう人なんだなっていうのがあって」との発見があったとした。

　それまでは「最近の音楽は全く聴けなくて」と昔のヒット曲集や、ブルース、ジャズを聴いていたという奥田。あいみょんは「見つけていただけてありがとうございます。うれしいです」と感謝した。

　奥田は「いや、これはね本当、千載一遇神様が会わせてくれて。お前、現代を知らなきゃダメだぞと。昔を懐かしがってワープして酒飲んでるようじゃダメだと。今もちゃんと知る努力をしろということなんじゃないかなと思って。それがあいみょんのスタートラインに立って。ことあるごとにあなたの曲を聴きながら」としみじみと話した。