北野武監督作『Broken Rage』ヴェネチア映画際出品決定 キャストに浅野忠信、大森南朋ら
北野武が監督・脚本・主演を務め、Amazon MGMスタジオで製作される映画『Broken Rage』が第81回ヴェネチア国際映画祭に正式出品されることが決定した。
本作は、「暴力映画におけるお笑い」をテーマにしたオリジナル作品で、前半はクライムアクション、後半はコメディタッチのセルフパロディとなっている。
映画にはビートたけしなど豪華なキャストが出演し、2025年にPrime Videoで世界配信される予定だ。
北野武が監督・脚本・主演を務め、Amazon MGMスタジオで製作される映画のタイトルが『Broken Rage』に決定し、第81回ヴェネチア国際映画祭に正式出品されることが決定した。
本作は、「暴力映画におけるお笑い」をテーマに制作されたオリジナル作品。前半は、警察とヤクザの間で板ばさみなった殺し屋が生き残りをかけて奮闘する、裏社会を舞台に繰り広げられる骨太のクライムアクションに。後半は、同じ物語でありながら、前半と同じ物語をなぞるコメディタッチのセルフパロディとなっている。主人公の殺し屋・ねずみをビートたけしが演じる。
ねずみを麻薬捜査の覆面捜査官として捜査協力させようとする刑事役を演じるのは、浅野忠信と大森南朋。麻薬売買を取り仕切るヤクザの親分を中村獅童、その若頭を白竜が演じる。そのほか、仁科貴、佳久創、劇団ひとり、長谷川雅紀（錦鯉）、馬場園梓、鈴木もぐら（空気階段）ら芸人が北野組に初参加する。
第81回ヴェネチア国際映画祭正式出品作品としてイタリア現地時間9月6日17時より初上映されることを記念して、ポスタービジュアルと場面写真も公開された。なお、本作はPrime Videoにて2025年に世界配信される予定だ。
コメント
浅野忠信（井上刑事役）
『Broken Rage』の台本を初めて読んだ時に今まで見たことない展開に驚き、それと同時に監督の新たな挑戦にご一緒できることに興奮しました！
大森南朋（福田刑事役）
まずは、再び敬愛してやまない北野武監督の「北野組」に参加出来るという喜びがありました。
最初に脚本を読ませていただいた時には、これはちょっと今までにない新たな北野監督の世界だなと感じ、いかに取り組んで行くか頭を抱えましたが、撮影現場では緊張感の中にも笑いのあるいつもの最高の北野組の現場でした。
