菅田将暉、岸善幸監督と再タッグ 宮藤官九郎脚本、映画『サンセット・サンライズ』来年1月公開

AI要約

俳優の菅田将暉(31)が主演を務め、宮藤官九郎(54)が脚本を手がける映画「サンセット・サンライズ」が来年1月25日に公開される。菅田は岸善幸監督との再タッグとなるこの作品で、新型コロナウイルスの影響や地方の課題等にも触れながら、ユーモア溢れるヒューマンコメディーを演じる。

菅田は作品について「悲しみの先に笑顔をつくろうとする人たちの物語」と述べ、撮影現場でも笑顔が溢れたとコメント。作品が多くの観客に笑顔を届けることを願っており、自身も感動しながら撮影に臨んだという。

「サンセット・サンライズ」は、東京から南三陸への移住をきっかけに展開される物語であり、現代社会の課題や人々の温かさを描きながら、エンターテインメントとしての価値も兼ね備えた作品と言える。

菅田将暉、岸善幸監督と再タッグ 宮藤官九郎脚本、映画『サンセット・サンライズ』来年1月公開

 俳優の菅田将暉(31)が主演を務め、宮藤官九郎(54)が脚本を手がける映画「サンセット・サンライズ」(岸善幸監督)が来年1月25日に公開されることがこのほど決定し、第1弾のビジュアルが公開された。

 同作は作家・楡周平さん原作の「サンセット・サンライズ」(講談社)をヒットメーカーの宮藤の脚本で映画化。菅田は、岸監督がメガホンを取った「あゝ、荒野」(2017年)で「日本アカデミー賞」の最優秀主演男優賞ほか数々の映画賞を受賞したが、岸監督とは同作以来のタッグとなった。

 映画の舞台は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で世界中がロックダウン(都市封鎖)に追い込まれた20年。菅田が演じるのは、リモートワークを機に東京の大企業に勤める釣り好きの主人公・晋作。4LDK・家賃6万円の神物件に一目ぼれし、東京から南三陸へ”お試し移住”する。

 同作は、新しい生活をスタートさせた晋作と、その移住先で生きる住民との交流や、人々の力強さ、温かさをユーモアたっぷりに描き、その背景にあるコロナ禍の日本、過疎化に悩む地方、震災などの社会問題と向き合いながら豊かなエンターテインメントに転化させたヒューマンコメディー作品に仕上がった。

 菅田は脚本について「悲しみの先に笑顔をつくろうとする人たちの物語でした。岸さんの生活力と宮藤さんのセンス、お二人の思いが温かい願いとなってこの作品は生まれたんだと思います」と感想。作品について「たくさんの方に届き、少しでも笑顔になってもらえたら幸いです。ちなみに目標通り撮影現場は笑顔でいっぱいでした。僕自身たくさん笑い、ほんの少し泣きました」とアピールした。