演歌歌手の市川由紀乃、卵巣がん公表 再発防止へ抗がん剤治療「今回も必ず乗り越えます」

AI要約

 演歌歌手の市川由紀乃が卵巣がんであることを明らかにし、抗がん剤治療を受けることを報告した。

 市川は再発防止を目的として前向きに治療に臨み、活動再開に向けて意欲を示している。

 市川は手術を受け退院した後も抗がん剤治療を受けることを決意し、今後の活動に期待を寄せている。

演歌歌手の市川由紀乃、卵巣がん公表 再発防止へ抗がん剤治療「今回も必ず乗り越えます」

 卵巣腫瘍の治療のため6月から休養中の演歌歌手、市川由紀乃(48)の所属事務所は21日、公式サイトで卵巣腫瘍が卵巣がんだったことを明らかにするとともに、今後の治療について「再発防止を目的として抗がん剤治療に入ることとなりました」と報告した。

 抗がん剤治療に向け、市川も自身のブログで「神様は乗り越えられない試練は与えられないと信じています。今回も必ず乗り越えます」などとのコメントを発表した。

 公式サイトで所属事務所は「市川由紀乃は診断の結果、卵巣がんでありましたため病院にて適切な処置を受け、このたび担当医の指導のもと再発防止を目的として抗がん剤治療に入ることとなりました。本人は活動再開に向けて何事にも前向きに臨んでおります」などとした。

 この日は1993年にデビューした市川の31回目のデビュー記念日だった。市川はブログで「手術を終えて退院することができましたが、私はまた新たな試練を乗り越えなければいけません。それは再発防止のための抗がん剤治療です。正直を言うとネガティブな気持ちになることもありますが、必ず乗り越えて、元気になった私の歌を聴いていただきたいと思っています。そして、その先の人生を、今までよりももっと一生懸命に生きていくつもりです。頑張りますので、どうかもうしばらく待っていてください」とつづった。

 市川は6月7日に所属事務所を通じて、卵巣腫瘍の疑いとの診断を受け、治療に専念するため当面の間活動を休止すると発表。患部の切除を行い退院したことを7月26日に報告していた。