「アメリ」や「花様年華」から影響、「#スージー・サーチ」監督が制作の裏側明かす

AI要約

映画「#スージー・サーチ」で監督を務めたソフィー・カーグマンに関するインタビュー映像が公開された。

「#スージー・サーチ」は、大学生スージーが配信活動を通じて事件に巻き込まれるダークスリラーである。

カーグマンは長編デビュー作として本作を手がけ、SNS文化への警鐘や映画制作の舞台裏について語っている。

「アメリ」や「花様年華」から影響、「#スージー・サーチ」監督が制作の裏側明かす

映画「#スージー・サーチ」で監督を務めたソフィー・カーグマンのインタビュー映像が、YouTubeで公開された。

「#スージー・サーチ」は、配信者として活動するも、なかなかフォロワーが増えない大学生スージーが主人公のダークスリラー。彼女は失踪した同級生ジェシーを配信中に見つけて一躍脚光を浴びるが、事態は思わぬ方向に転がっていく。

本作が長編デビュー作となるカーグマン。これまで役者としてのキャリアを築いてきた一方、映画監督として「#スージー・サーチ」の前身となる短編「Susie Searches(原題)」を2020年に手がける。同作では監督・脚本を担い、さらには自ら主人公スージー・ウォリスを演じた。

インタビュー映像では、過熱するSNS文化に警鐘を鳴らす本作について「ジャンル映画であると同時に、登場人物の内面を掘り下げる映画を作りたかったんです。現代社会は行き過ぎなほど、“承認欲求”を求めています」と語る。またカメラワークや色彩でインスピレーションを受けた作品としてジャン=ピエール・ジュネの「アメリ」、ガス・ヴァン・サントの「誘う女」、ウォン・カーウァイの「花様年華」を挙げるなど、制作の舞台裏について明かしている。

「#スージー・サーチ」は東京・新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋HUMAXシネマズほかで上映中。

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