元近鉄投手・佐野慈紀氏、右腕切断から3ヶ月「新たなステージへ」と報告 「これからのワシには期待している」

AI要約

元プロ野球選手の佐野慈紀氏が右腕切断手術を経て入院生活から卒業し、新たなステージへの決意を示す。

佐野氏はプロ野球選手として活躍する傍ら、糖尿病との闘病を続けてきた過去を持つ。

医療関係者への感謝と前向きな気持ちを持ちながら、笑顔を絶やさずに人生を歩んでいく決意を示す。

元近鉄投手・佐野慈紀氏、右腕切断から3ヶ月「新たなステージへ」と報告 「これからのワシには期待している」

 近鉄バファローズなどで活躍した元プロ野球選手の佐野慈紀氏が19日、自身の公式ブログを通じ「感謝そして新たなステージへ」とつづった。

 佐野氏は、1990年に近鉄に入団し、右腕プッチャーとして活躍。中日ドラゴンズやオリックス・ブルーウェーブ、海外でもプレーし、2003年に引退。薄毛の明るいキャラクターでも人気を博し、引退後は野球解説者なども務めてきた。一方、糖尿病と闘ってきた。

 今年4月30日に56歳の誕生日を迎え、「今日まで右手の機能を残す為に治療を続けるも」「感染症が進み明日右腕を切断する事に」と明らかにし、入院生活を伝えていた。

 そして8月後半に差しかかり、佐野氏は「2024/04/30 大きな決断をするしかなかった」と右腕切断の日付を改めて刻み、「あれから3ヶ月が過ぎた。長く続いた入院生活も明日で終わる。いよいよシャバへ戻る」と報告。

 「鏡を見る度に自分の姿が寂しく映る。未だ受けいる事はなかなかできない(原文ママ)」としつつ、「これからのワシには期待している」と決意。医療関係者らへの感謝とともに「まだまだ人生は続く。笑顔を絶やさずに」と記した。