KARA、9年ぶり日本ツアー “6人完全体”曲を涙の熱唱【セットリスト付き】

AI要約

韓国の5人組グループ・KARAが9年ぶり日本ツアーを開催。ギュリも手術後初のフル出演し、感動のライブを届けた。

KARAはK-POPガールズグループの草分け的存在であり、9年ぶりのツアーでファンを感激させた。

ライブでは新曲披露やメンバーの感動的なエピソードが繰り広げられ、ファンを涙ながらに感動させた。

KARA、9年ぶり日本ツアー “6人完全体”曲を涙の熱唱【セットリスト付き】

 韓国の5人組グループ・KARAが18日、9年ぶり日本ツアー『KARA THE 5th JAPAN TOUR 2024 “KARASIA”』(2都市4公演)の千葉・LaLa arena TOKYO-BAY公演2日目を開催した。先月13日に頬骨などの骨折と手術で回復までに4~5週間かかると公表されていたギュリもフル出演し、KAMILIA(KARAファン)を熱狂させた。

 K-POPガールズグループ日本人気の草分け的存在、KARAの日本ツアーは、2012年(6都市12公演)、2013年(7都市14公演)、2014年(7都市10公演)、2015年9月(7都市13公演)に続き5回目。昨年は結成15周年を記念して日本でもファンミーティングを開催したが、一時は存続が危ぶまれていたKARAの9年ぶりとなるコンサートでかつてのファンや新規ファンを感激させた。

 2007年3月に韓国でデビュー、2010年8月、ギュリ、スンヨン、ハラ、ニコル、ジヨンの5人で日本デビューし、「ミスター」のヒップダンスでK-POPブームの火付け役となったKARAのこれまでの道のりは紆余曲折あった。

 2014年にニコルとジヨンが脱退。入れ替わりでヨンジが加入して4人体制となったが、16年にギュリ、スンヨン、ハラが当時の事務所との専属契約が満了し移籍。1人残ったヨンジがKARAの名前を守ってきたが、2019年11月24日にハラさんが亡くなり、活動は行われていなかった。しかし、2022年9月、デビュー15周年を記念してギュリ、スンヨン、ヨンジ、2014年に脱退したニコル、ジヨンを含めた5人で再始動した。

 この日のステージでは、最後に加入したヨンジが「今日がちょうど私のKARAデビュー10周年です」と晴れやかな笑顔で報告。終盤にはサプライズでヨンジを祝うケーキが運ばれてくると、会場は「ホ・ヨンジ、ホ・ヨンジ」の大合唱となった。ヨンジはイヤモニを外してそのコールを涙をにじませると「私たち、運命です!」と絶叫した。

 本編の終盤には新曲2曲も披露した。ハラさんが生前に録音した声を加えた“6人完全体”の新曲「Hello」では、花で飾られたハラさんのマイクスタンドを背に、メンバーが横一列に並び、スタンドマイクで涙をこらえながらの熱唱に。スンヨンの頬には涙がつたった。

 さらに、今月14日には来日記念盤も発売された「I DO I DO」を披露。スンヨンは「15周年記念の『WHEN I MOVE』(2022年)のあとにアルバムを出せるとは思っていなかったので胸がいっぱいになりました。人生で一番好きな曲になりました」と話し、ヨンジは「KARA“6人”のメンバーとKAMILIAの皆さん、愛してます」と伝えた。

 日本ツアーは24・25日のAsueアリーナ大阪公演まで行われるが、リーダーのギュリは今後の活動についても言及した。「次の活動はまだ決めてないんですけど、KARAのメンバーたちは、みなさんがいてくれるなら、私たちも頑張ります。ずっと応援してください」と呼びかけ、観客は割れんばかりの拍手と声援で呼応した。

■『KARA THE 5th JAPAN TOUR 2024 “KARASIA”』

01. WHEN I MOVE (Japanese ver.)

02. Lupin

03. Pandora

04. Queens

05. Honey

06. Pretty Girl

07. ジェットコースターラブ

08. サマー☆ジック

09. Sunshine Miracle

10. GO GO サマー!

11. L.O.V.E <ヨンジ ソロ>

12. 好きな人がいること <ジヨン ソロ>

13. Daydream <ギュリ ソロ>

14. Guilty <スンヨン ソロ>

15. 5!6!7!8! <ニコル ソロ>

16. HANABI

17. Last Suummer

18. Hello ※新曲

19. I Do I Do (Japanese ver.) ※新曲

20. マンマミーア!

21. ミスター

22. Happy Hour

【アンコール】

EN1. SOS

EN2. Rock U

EN3. STEP