岩本照、2年ぶり天才詐欺師役に「ワクワクが強い」 19日に主演ミュージカル開幕

AI要約

Snow Manの岩本照がミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」の再演に挑戦。自信を示す熱演を披露し、チームワークも抜群だった。

メインキャストや新キャストのコメントから、稽古中の様子や作品への意気込みが伺える。仙名彩世の座長絶賛も注目だ。

岩本照や吉田栄作など、豪華キャスト陣の魅力や劇中のエピソードが紹介され、ミュージカルの魅力が伝わる。

岩本照、2年ぶり天才詐欺師役に「ワクワクが強い」 19日に主演ミュージカル開幕

人気グループ、Snow Manの岩本照(31)が17日、東京・丸の内の東京国際フォーラムホールCで主演ミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」(19日~9月8日に同所、同13~17日に大阪・オリックス劇場)のプレスコール取材会を行った。米俳優、レオナルド・ディカプリオ(49)が天才詐欺師を演じた同名映画のミュージカル版。2年ぶりの再演に「ワクワクが強い」と自信をみなぎらせた。

キレのあるダンスで魅了するエンターテイナーが、2年ぶりに天才詐欺師役で戻ってきた。

前作でミュージカル初主演を飾った岩本は、この日のプレスコールで1幕の冒頭「Live In Living Color」とパイロット(偽)になっていくシーン「ジェット・セット」を披露。航空会社のミニスカ乗務員役の女性ダンサーたちとラインダンスを踊ったり得意のバック転を決めるシーンなど約15分にわたって熱演を繰り広げ、「前回より日数をたっぷりとって稽古に参加してきたので積み上げてきた自信がある」と充実の表情をみせた。

同作は2002年の同名映画のミュージカル版。09年に米国で初演され、11年のトニー賞で最優秀主演男優賞を受賞した。日本では14年に初演され、22年版に続いて主演を務める岩本は「純粋にうれしかった。ぜひやらせてくださいってお願いして。そこからここに来るまで早かった」と満面の笑み。主人公を追うFBI捜査官役で続投する吉田栄作(55)も「誰よりも照くんが望んでいたのでは」と優しいまなざしを向けた。

稽古中に吉田の声掛けで食事へ行きコミュニケーションを取るなどチームワークも抜群。岩本は「打ち上げリーダーの栄作さんが計画してくれた。存分に甘えました」と〝兄貴〟に感謝。「今から打ち上げが楽しみですね」の問いに岩本が「その話も栄作さんから…」と声を弾ませると、吉田は「早いよ」と苦笑し、会場を和ませた。

ヒロインの看護師役で初参加の元宝塚歌劇団花組トップ娘役の女優、仙名彩世(35)も「受け止め力がとてつもない。受け止めてこぼさず全て取り込んでくれる。皆が安心して稽古ができる」と座長を絶賛。岩本は「けがなく安全にできるように、やり残したことなく1回1回を大切にして千秋楽、全員そろって迎えたい」と誓った。

★どこでも懸垂したい!? 初共演の仙名ビックリ

岩本と初共演の仙名は「出番前に袖でスタンバイしていたら、ふらっと来て。どうしたのって聞いたら『ぶらさがれるかと思って』。懸垂?!今って思いました」と仰天告白。これに岩本は「誰も見ていないと思ってやっているのに、結構見られる。ホントにヤバイやつだと今、聞いて思った。常に(ぶらさがるところを)探しています」などとトレーニングの一端を明かしていた。