山本譲二 24歳で見た38歳の北島三郎の武勇伝を初告白「この人には絶対逆らわない…」

AI要約

演歌歌手・山本譲二(74)がTBSラジオにゲスト出演し、北島三郎との逸話を披露。

山本は若き日に北島に弟子入りし、蛇行運転のトラックに対する北島の豪快な対応を明かす。

山本は当時の北島の厳しさを語り、逆らうことができない存在だったことを振り返る。

山本譲二 24歳で見た38歳の北島三郎の武勇伝を初告白「この人には絶対逆らわない…」

 演歌歌手・山本譲二(74)が15日、TBSラジオ「パンサー向井の#ふらっと」にゲスト出演し、隔週でMCを務めるヤーレンズとトークを繰り広げた。

 24歳でデビューしたものの鳴かず飛ばずだった山本は北島三郎に弟子入りし、かばん持ちとして身の回りの世話をしていた時期がある。当時、まだ38歳だった北島は普段から血気盛んだったという。

 山本は「オレ、助手席座ってんですよ。オヤジ、車の運転大好きだから。中央道走ってて、今で言うあおり(運転)。後ろからのあおりじゃなくて、オヤジが抜こうとすると蛇行してくるわけよ。オヤジが頭来たんだよ」。

 すると北島は「山本、何かねえか?」と聞いてきたという。北島が求める〝何か〟について山本は「分からないでしょ? 『何かねえか』。でも弟子は分かるんです。『あの、日本手ぬぐいがあります』」。

 北島は、あおってきたトラックの前に車を停めると、日本手ぬぐいでほっかむりをして車を降り、トラックに向かって行ったという。さらに山本が「ドア開けて引きずり降ろして…」と明かすと、ヤーレンズは「もう大丈夫です! それくらいで大丈夫です」と話を止めた。

 しかし「ホントにこの話、初めてする」と言う山本は話をやめない。「2発だよ! 2発でブン伸びてんの」と続けた。この光景を見た時、「24のオレとオヤジは38…。24のオレは、この人には絶対逆らわない」と思ったと明かした。