演歌歌手・小山雄大、悪天候のため飛行機が着陸できず 函館空港に逆戻りして「奥尻島観光大使」リモート任命式

AI要約

4月にデビューした演歌歌手、小山雄大(21)が奥尻島観光大使に任命された。任命式はリモートで行われ、現地でのライブステージも予定されていたが、悪天候のためかなわず。

奥尻町は小山のデビュー曲に島の地名が盛り込まれていることから観光大使を起用。小山は奥尻島が歌手としての夢が芽生えた思い出の地であると語る。

氷川きよしの活動休止から1年8カ月ぶりにステージ復帰する16日、小山は大先輩と目標を共有し、紅白歌合戦での共演を夢見ていた。

演歌歌手・小山雄大、悪天候のため飛行機が着陸できず 函館空港に逆戻りして「奥尻島観光大使」リモート任命式

 4月にデビューした演歌歌手、小山雄大(21)が北海道奥尻町の「奥尻島観光大使」に任命され、14日に現地とのリモートで任命式が行われた。

 奥尻町がある奥尻島は、北海道南西部に浮かぶ島。小山はこの日、函館から空路で奥尻島入りする予定だったが、悪天候のため搭乗機の奥尻島着陸がかなわず、函館空港に逆戻り。

奥尻町の新村卓実町長らと協議のうえ、急きょ函館と奥尻島をリモートで結んでの任命式となった。

 奥尻町側は、「奥尻」の地名が歌詞に盛り込まれた小山のデビュー曲「道南恋しや」が、島の観光PRにも貢献しているとして、小山を観光大使に起用した。

 現地での任命式では島民を前に、ライブステージも披露する予定だった。17年ぶりの奥尻島訪問を楽しみにしていた小山は思わぬハプニングに「とっても残念です!」と悔しがりながら「現地での任命式はかないませんでしたが、大ヒットのお土産を持って、一日も早く奥尻島に行けるように頑張ります!」と誓った。

 札幌市出身の小山にとって奥尻島は、歌手になる夢が芽生えた思い出の地だという。「幼いころ、家族と奥尻島の夏祭りを見にきて、その時に聴いた民謡や津軽三味線に感動し、いつか僕も民謡を歌いたい、弾きたいと思っていたんです。奥尻島なくしては今の自分はいません。大事な島の観光大使に任命されるなんて本当にうれしいです。島の魅力を歌を通じて全国に届けていきます!」と意気込んだ。

 16日には、あこがれの歌手の1人という氷川きよし(46)が活動休止から1年8カ月ぶりにステージ復帰する。小山は大先輩の復帰を喜びながら「目標の紅白歌合戦でいつか氷川さんとご一緒できたら」と新たな夢を膨らませていた。