吉岡里帆、洋画吹き替えに初挑戦 「ビジュアルに合わせ地声より落とし低く響かせる練習を初めに行いました」 映画「トランスフォーマー/ONE」
女優吉岡里帆(31)が、米映画「トランスフォーマー/ONE」で洋画吹き替えに初挑戦したことが判明。
吉岡は女性戦士トランスフォーマーのエリータ-1を演じ、喜んでオファーに応じた。
役づくりに奮闘し、英語圏の吹き替えに挑戦する中で、様々な練習や観察を行った。
女優吉岡里帆(31)が、米映画「トランスフォーマー/ONE」(ジョシュ・クーリー監督、9月20日公開)で洋画吹き替えに初挑戦したことが14日、分かった。
トランスフォーム(変形)するロボット生命体「トランスフォーマー」を描いた人気シリーズの最新作。吉岡は女性戦士トランスフォーマーのエリータ-1を演じた。
吉岡はオファーに「あのトランスフォーマーから、お声がかかったのかと、もう本当に高揚感と、ワクワク感で、『早く台本読みたい!』と思いました」と喜んだ。これまでアニメ映画「空の青さを知る人よ」(2019年)、「漁港の肉子ちゃん」(21年)などで声優経験があるが、海外映画の吹き替えは初めて。「日本のアニメーションはキーがかなり高くないと絵にあたらないことがあるというのが自分の中の印象でした。今回は、真反対でスカーレット・ヨハンソンさんやエリータ-1のビジュアルに合わせて自分の地声よりかなり落として低く響かせる練習を一番初めに行いました。ボイストレーニングの先生とはじめにやったのが丹田と低音の響きを鍛えるために、腰をぐっと持って後ろから引っ張ってもらい、それでセリフをしゃべる練習をしました。引っ張る力に負けないくらいの力を鍛えました」と明かした。
さらに「英語圏の方の吹き替えは口の中に空間があるというか日本語だときゅっと締まっているものが広がっているイメージがあったので、(口の中を)広げる練習や、あとはもう吹き替えをたくさん見ました。かなり日本の声優さんたちを参考にさせていただきました」と役づくりに奮闘したようだ。