<パリ五輪>バド“シダマツペア”志田千陽選手&松山奈未選手 初めての五輪は「自分たちらしく楽しく」 メダリスト集結

AI要約

パリ五輪の日本選手団が帰国し、記者会見が開かれた。多くのメダリストが登壇し、次回のロサンゼルス五輪に向けた意気込みを語った。

メダル獲得選手や金メダリストらが感謝の気持ちを述べ、次回大会に向けた意欲を示した。

日本選手団は史上最多の金20個を含む45個のメダルを獲得し、海外での好成績を収めた。

<パリ五輪>バド“シダマツペア”志田千陽選手&松山奈未選手 初めての五輪は「自分たちらしく楽しく」 メダリスト集結

 8月12日に閉幕したパリ五輪の日本選手団の帰国時記者会見「TEAM JAPAN 帰国時記者会見」が14日、グランドプリンスホテル新高輪(東京都港区)で開かれ、尾縣貢団長、今大会騎手を務め、フェンシングの女子サーブル団体で銅メダルを獲得した江村美咲選手、ブレイキン男子の半井重幸選手、メダリストが登壇した。バドミントン女子ダブルスで銅メダルを獲得した“シダマツペア”こと志田千陽選手、松山奈未選手も登場。志田選手は「私たちは初めてのオリンピックになりましたが、すごく自分たちらしく楽しくプレーできたのでよかったです。たくさんの応援ありがとうございました」、松山選手は「夢だったオリンピックの舞台に立てて幸せでした。ありがとうございました」と思いを語った。

 会見には、今大会のメダリスト69人のうち65人が参加。柔道女子48キロ級で金メダルを獲得した角田夏実選手、体操男子団体で金メダルを獲得した体操チーム、フェンシング男子フルーレ団体で金メダルを獲得したフェンシングチームなどメダリストが集結した。

 スケートボード男子ストリートで金メダルを獲得し、同競技で2連覇を達成した堀米雄斗選手は、「この3年間死ぬ気でやってきてよかったと思います」と話し、2028年開催のロサンゼルス五輪に向けて、「アメリカは自分が小さい頃、プロになることだけを夢見て全てを懸けてきた場所。まずはオリンピックチームに入れるようにして、三連覇を狙いたいです」と思いを込めた。メダリストは、それぞれに感謝の気持ちを伝え、早くも次回のロサンゼルス五輪に向けての意気込みを語る選手も多かった。

 パリ五輪は、7月27日~8月12日に開催。世界の国・地域から200以上の国内オリンピック委員会とオリンピック難民選手団の約1万500人の選手が集まり、32競技329種目を競い合った。日本選手団は、海外開催の五輪では史上最多となる金20個、銀、銅を含めると計45個のメダルを獲得した。