「シュガ、フォトライン立つ前にＢＴＳ脱退しろ」…ＨＹＢＥ社屋前「花輪デモ」
酔っ払った状態で電動スクーターを運転していたBTSのSUGAに脱退を求めるファンの声が高まっている。
ファンが脱退要求のメッセージを社屋前に置く中、SUGAは飲酒運転で警察に立件されている。
警察は免許取り消しの手続きに入り、SUGAは社会服務要員として活動するため訓練所に入所している。
泥酔状態で電動スクーターを運転していた容疑がもたれているボーイズグループＢＴＳ（防弾少年団）ＳＵＧＡ（シュガ、本名ミン・ユンギ）さん（３１）の脱退を求めるファンの声が大きくなっている。
１３日、オンラインコミュニティにシェアされた写真によると、ソウル竜山区（ヨンサング）ＨＹＢＥ（ハイブ）社屋前にはＳＵＧＡさんのグループ脱退を要求するメッセージが書かれた花輪約２０基が横一列に並んでいた。
花輪には「ミン・ユンギ脱退しろ」「お前の墜落を祝う」「なんの近況を社会面ニュースで教えるんだ」「ファンに申し訳なくないのか」「ミン・ユンギ脱退でファンに謝れ」「私たちの手を離したのはお前」「Ｘ売れたからフォトライン立つ前にミン・ユンギ脱退しろ」などのメッセージがつけられていた。
今回の花輪デモは「ＡＲＭＹ」（ＢＴＳファンダム名）全体の意見を代表するものではなく、ＳＵＧＡさんの脱退に同じ意見を持つファンが個人的に集まって行ったことが分かった。
これに先立ってＳＵＧＡさんは６日午後１１時１５分ごろ、竜山区漢南洞（ハンナムドン）の自宅近所で電動スクーターに乗っていたが一人で倒れていたところを警察に発見された。当時近くをパトロールしていた警察がＳＵＧＡさんを助けに行ってみると酒においがして飲酒測定をした。ＳＵＧＡさんは当時警察に「ビール１杯程度を飲んだだけ」という趣旨で供述していたというが、飲酒測定の結果血中アルコール濃度が免許取り消し基準（０．０８％以上）をはるかに上回る０．２２７％だったことが確認されて道路交通法違反（飲酒運転）容疑で立件された。
警察はＳＵＧＡさんが乗っていた移動装置を「電動スクーター」と明らかにしたが、ＳＵＧＡさんと所属事務所Ｂｉｇ Ｈｉｔミュージックは「電動キックボード」として謝罪文を出し、事件縮小疑惑を受けたりもした。
警察はＳＵＧＡさんの飲酒経緯や飲酒量などを調査するために近くＳＵＧＡさんを呼んで調査する予定だ。警察はＳＵＧＡさんの免許取り消しのための行政処分手続きに入った状態だ。
ＳＵＧＡさんは今年３月、基礎軍事訓練を受けるために忠清南道（チュンチョンナムド）にある論山（ノンサン）訓練所に入所し、現在社会服務要員として勤務している。ＳＵＧＡさんの招集解除日は来年６月だ。
