京本大我さんに直撃。SixTONESメンバーの知らないこと、知りたいコト

AI要約

メンバー同士の関係性や個性の一部を明かしたエピソード

京本大我の活動や最新作『言えない秘密』についての紹介

京本大我の素顔や魅力についてのインタビュー内容

京本大我さんに直撃。SixTONESメンバーの知らないこと、知りたいコト

人生も、仕事も、恋愛も、「すべて知ってしまったらつまらない」。胸を高鳴らせながら走り続けたいから、もっと新しい自分に出会いたいから彼から見える世界はいつだって「知らない」と「知りたい」で彩られている。

これは周知の事実なのですが、今も昔もずっと髙地はメンバーを家に入れてくれないんですよ。一番“お茶の間枠”みたいな感じでやっているくせに一番“ミステリー”な存在になっているっていう。隠すようなことやっているとは思えないのに、“すごいことやっている感”出しちゃって、そこがちょっと、気に食わないですよねぇ(笑)。

慎太郎は太陽みたいに明るいオープンな人なんで。逆に「知らない部分があってほしい」と思う。いつもみんなを気遣い明るく照らしてくれているからこそ「スイッチを切る瞬間があってほしい」と。

彼は本当にタフっすよね。ドラマの撮影をやりながらもしっかりと飲み会に顔を出していたりして(笑)。どんなときも人に会うことを諦めないあのエネルギーは本当にすごいと思う。あれがどこから出ているのか、その原動力をいつか解明してみたいよね。

最近、樹が社交的になってきたんですよ。連絡先交換を滅多にしない彼が「あの人と交換したんだ」とか「ドラマの現場でこの人と仲良くなった」と嬉しそうな顔をしながらオレに報告してくるんですよ。それが、オレも嬉しくて。その心境の変化を近々しっかり掘り下げたいよね。

北斗の知らないこと、いっぱいあるな。逆に、北斗はどれだけオレのことを知っているんだろう。舞台は観にきてくれたりするけど、映像作品に関しては「観たよ」とか言われたことないから。実は見ていたりするのかな?オレのこと、どれくらい把握しているのかな。気になるな。

人は「誰といるか」で無意識に変わるもの。そこにはきっとメンバーの知らない京本大我もいるんだと思う。その証拠に、一度、髙地に驚かれたことがある。それは仲の良い森田美勇人と髙地の3人で遊んだときのこと。美勇人とは会えば互いに毒舌でいじり合うのが恒例行事のようになっていて、そのときもいつも通りに毒舌で盛り上がっていたら、髙地がまるで他人を見るような目でオレを見ていたんですよ(笑)。いつも一緒にいる僕とはきっと何かが違ったんでしょうね。

●京本大我

1994年12月3日生まれ。SixTONESのメンバー。その表現力と歌声を生かしミュージカルでも高い評価が。8月からは念願の『モーツァルト!』に出演。また、ここ数年はドラマや映画でも大活躍。ドラマ『お迎え渋谷くん』や『霊験お初~震える岩~』が話題に。

『言えない秘密』

6月28日公開 ©2024「言えない秘密」製作委員会

心にトラウマを抱えてピアノ留学から帰国した湊人(京本)は音楽大学のキャンパスで雪乃(古川琴音)に出会う。ピアノを通じて心の距離を縮めていく二人。雪乃に惹かれていく湊人だが、ある日突然、雪乃が姿を消してしまう……。「ただの胸キュンではなく、心の深いところにまで響くラブストーリーになっていると思うので。多くの方に観てもらいたいです」(京本)

MAQUIA 7月号

取材・文/石井美輪 構成/萩原有紀(MAQUIA)