斎藤八段が挑戦者決定リーグ進出王手 決勝はVS広瀬九段 王将戦2次予選準決勝

AI要約

将棋のALSOK杯第74期王将戦で斎藤慎太郎八段が渡辺明九段に勝利し、挑戦者決定リーグ進出を果たす。

渡辺明九段は15期連続でのリーグ在籍が途絶え、王将位保持も含め敗れる。

2次予選全3組の決勝カードが西田拓也五段―高田明浩五段、佐々木勇気八段―梶浦宏孝七段の組み合わせとなった。

斎藤八段が挑戦者決定リーグ進出王手 決勝はVS広瀬九段 王将戦2次予選準決勝

 将棋のALSOK杯第74期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)は9日、東京都渋谷区の将棋会館で2次予選3組準決勝を行い、先手の斎藤慎太郎八段(31)が97手で渡辺明九段(40)を下した。

 斎藤は第67期以来、7期ぶりの挑戦者決定リーグ進出をかけ、決勝では広瀬章人九段(37)と対戦。「トップ棋士でも入れるかどうか分からないリーグ。久しぶりなので入りたいと一層思ってます」と表情を引き締めた。

 一方で敗れた渡辺は、王将位保持(5期)を含むリーグ在籍が15期連続で途絶えた。

 この日で2次予選全3組の決勝カードが出そろった。1組は西田拓也五段(32)―高田明浩五段(22)、2組は佐々木勇気八段(30)―梶浦宏孝七段(29)。