野口健氏、南海トラフ地震を危惧「この国はどうなってしまうのだろうか」

AI要約

アルピニスト野口健氏が南海トラフ地震の可能性について不安を表明。

気象庁が巨大地震の可能性を警告し、野口氏が災害の被害を考慮し懸念を示す。

野口氏は対策の重要性を強調し、小さな段階から対策を講じることを提案。

野口健氏、南海トラフ地震を危惧「この国はどうなってしまうのだろうか」

 アルピニスト野口健氏(50)が9日までにX(旧ツイッター)を更新。「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を受け、不安をつづった。

 気象庁は8日、宮崎県南部で震度6弱を観測した地震を受け、「南海トラフ」の周辺で「巨大地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっている」として、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を出して注意を呼びかけた。

 これまで自然災害などにより被災した各地で支援活動を行ってきた野口氏は、「南海トラフ地震… 能登半島で多くを見てきましたが限られたエリアでもあれだけ混乱した。迅速な対応とはとても言えなかった」と言及し、「南海トラフ地震や首都直下地震、また連動し富士山が噴火してしまえば、この国はどうなってしまうのだろうか。リアルに想像すると恐ろしい…」と懸念を示した。

 続くポストでは、南海トラフ地震発生をシミュレーションした動画を引用し、「ここまでくると、なにをどう気をつけたらいいのか…」と吐露。「家屋の倒壊、大規模火災や津波。それらがセットで瞬く間に襲いかかってきたら。あれもこれも考えると途方に暮れ思考停止になるので、まずは一つ一つ小さいことから対策を取っていこう…」とつづった。