【スカイキャッスル】亘“鈴木浩介”のモラハラぶりに視聴者ドン引き「とんでもねえ野郎」「怖い」

　松下奈緒が主演を務めるテレ朝木曜ドラマ「スカイキャッスル」（午後9時）の第3話が8日に放送された。今回は、鈴木浩介演じる帝都病院の脳神経外科医・二階堂亘のモラハラぶりが話題になっている。

　同作は、世界的ヒット作『梨泰院クラス（イテウォンクラス）』（2020年）を手がけた韓国の大手スタジオSLLが制作し、韓国のケーブルテレビ局・JTBCで18年～19年に放送された『SKYキャッスル～上流階級の妻たち～』の日本版。今回はSLLと『梨泰院クラス』の日本版『六本木クラス』（22年）の制作陣が再びタッグを組み、日本を舞台にセレブ妻たちの“壮絶マウントバトル”を描く。高級住宅街・スカイキャッスルに住み、名門・帝都病院の医師を夫に持つ裕福な妻たちが、“裕福で幸せそうに見える暮らし”の中で、夫の出世バトルや子どもの受験バトルなど頂点を極めるために対抗心を燃やす。

（以下、ドラマの内容に関する記載があります）

　亘は息子の翔（柴崎楓雅）を外科医にさせるため血眼になっている教育パパ。翔を帝都医大付属高校に合格させるため、自ら学習を猛烈指導している。集中力をつけるために窓のない勉強部屋を設計し、威圧的な態度で指導していたが、その方法を敏腕受験コーディネーターの九条彩香（小雪）から「教育ではなく飼育」と否定されていた。

　第3話で亘は、テストで学年10位以内に入れない翔のことを理詰めで責めたてた。豪華な食事が並ぶテーブルを小刻みに指で叩きながら、「帝都医大を首席で卒業した僕の息子なのに、10番以内に一度も入れないのはおかしいですよね」と静かに詰め寄る。食卓の空気は重苦しく、翔は部屋に戻ってしまう。妻の杏子（比嘉愛未）は、亘の追い詰めるやり方や窓のない勉強部屋を改善してほしいと伝えるが、“過去のある事情”を持ち出し、杏子を責め立てた。さらに「翔も医者になりたいんです」と息子の将来を決めつけ、「医者にすることになんの不都合がありますか！」と聞く耳を持たない。

　杏子は亘の出張中に、勉強部屋の窓を作ることを決意。自らハンマーを手に壁をぶち壊し、自然光の入る勉強に適した部屋に改良した。

　出張から戻った亘は、“出張土産”として「友人の塾講師が勧めてくれた参考書と問題集」を笑顔で渡そうとする。しかし様変わりした勉強部屋に入った途端、「なんなんだこれはぁぁぁ～！」と叫び声をあげた。亘はすぐに杏子を呼び、「いくらかかりましたか」「センスのいい壁紙ですね」と嫌味を放つ。「けど窓はいらない！」と激高すると杏子からブラックカードを取り上げ、ハサミで切り刻んだ。「これを元に戻してほしかったら、翔の部屋も元に戻してください」と静かに詰め寄るが、杏子は窓のある部屋で勉強した結果を見て判断するよう突っぱねた。

　亘の尋常ではない教育熱と態度に、SNS上では「モラハラ旦那こわい」「やだわーこんなモラハラ夫やだわー」と拒絶反応が。さらに「なんだこのモラハラ夫。どんだけあの部屋に戻したいんだ」「生活費をダシにするとんでもねえモラハラ野郎だなこの父親」という声も。

　一方、亘に対抗し始めた杏子には、「翔くんの為に、強く逞しくなってる杏子さん、推せる！ブラックカードちょん切られた位でへこたれない！」「杏子さんがモラハラ夫の言いなりになるだけじゃなくてきちんと行動を起こせる妻なのがうれしい」「モラハラ夫にあれだけ反撃できるの強すぎ」と称賛の声もあがっている。