【レスリング】須崎優衣敗退に解説者もらい泣き「ダメ!」6回連呼「申し訳ないと思わないで」

AI要約

東京五輪で金メダルを獲得した須崎優衣が、パリオリンピック1回戦で敗れて連覇がなくなった。

試合の生中継はなく、録画放送で須崎が敗れる瞬間が放送された。

須崎は涙ながらに応援してくれた人に謝罪し、解説者も感極まりながら切り替えを促した。

【レスリング】須崎優衣敗退に解説者もらい泣き「ダメ!」6回連呼「申し訳ないと思わないで」

 東京五輪で金メダルを獲得したレスリング女子50キロ級の須崎優衣(25=キッツ)が、パリオリンピック(五輪)1回戦でインド選手に敗れて、連覇がなくなった。

 日本時間夕方に行われた試合の地上波での生中継はなし。スケートボード女子パークが告知されていたフジテレビ系で、午後7時過ぎから録画放送された。解説の登坂絵莉さんは、残り10秒を切ったところで須崎が相手選手にバックを取られると「ダメ!」「ダメ!」ダメ!ダメ!ダメ!「ダメ!」と6度、叫んだ。

 試合後、須崎が涙ながらに、応援してくれた人に「申し訳ない」と繰り返すインタビューも放送された。登坂さんは「これがオリンピックの怖さなんだな、ということを私自身が感じてますし、ものすごく東京オリンピック以降ですね、世界中から研究されて、苦しい3年間だったと思います」と話すと耐えきれず、もらい泣き。言葉を詰まらせながら「『本当に申し訳ない』と本人は言っていたんですけど、胸を張って欲しいなと思いますし、また、可能性があるので、そこに向かって気持ちを、もし敗者復活があるとするなら、切り替えて欲しいなと思います」と語ったの後に「まずは本当に胸を張って欲しいなと思います。申し訳ないと思わないで欲しいなと思います」と涙声で呼びかけた。