【柔道】阿部一二三が涙…1階級上と対戦奮闘も一本負け「勝ち切らないと意味ない。申し訳ない」

AI要約

日本は混合団体戦で開催国フランスに敗れ、2大会連続の銀メダルとなった。

阿部一二三が敗戦し、逆転負けを喫した一戦で、男子73キロ級以下の試合で一本負けを喫した。

涙を流しながら「本当に日本の皆さんに申し訳ない」と謝罪し、悔しさをにじませた。

【柔道】阿部一二三が涙…1階級上と対戦奮闘も一本負け「勝ち切らないと意味ない。申し訳ない」

<パリオリンピック(五輪):柔道>◇3日(日本時間4日)◇混合団体戦◇決勝◇シャンドマルス・アリーナ

 第1シードの日本が決勝で開催国フランスに敗れ、2大会連続の銀メダルとなった。勝てば金メダルの一戦で、阿部一二三が敗戦。そこから逆転負けを食らった。

 3-1で迎えた第5試合、男子73キロ級以下で登場。1階級上のガバと死闘を繰り広げた。延長4分52秒、肩車で投げられ一本負け。

 敗戦後は高市未来、斉藤立に声援を送ったが、実らず。銀メダルが決まると大粒の涙を流した。「本当に、日本の皆さんに本当にすみませんという気持ち。みんながつないでくれた良い流れ、良いバトンだったのに…ものにできずに申し訳ない」。

 男子66キロ級では東京に続き2連覇。圧倒的な力を見せていた。この日は73キロ級の相手に果敢に攻め込んだが「あそこで勝ちきらないと意味がない。本当に悔しい気持ちでいっぱい」と涙が止まらなかった。