二宮和也が25年度前期朝ドラ「あんぱん」出演決定も「めでたいけど複雑」とファンうめき声

AI要約

嵐の二宮和也が2025年度前期放送のNHK連続テレビ小説「あんぱん」に出演することが発表された。

二宮は旧ジャニーズ事務所を退所し、個人での活動を続けており、NHKのドラマに出演することに関してファンから賛否両論の意見が挙がっている。

二宮の出演については、旧ジャニーズ退所者が起用されるNHKの方針とも関連して議論が広がっている。

二宮和也が25年度前期朝ドラ「あんぱん」出演決定も「めでたいけど複雑」とファンうめき声

 嵐の二宮和也が2025年度前期放送のNHK連続テレビ小説「あんぱん」に出演することが8月1日に発表された。同作は人気アニメ「アンパンマン」の作者で漫画家・やなせたかしさん(1919-2013)と、その妻・小松暢さんがモデルの物語だ。

 二宮が演じるのは、女優の今田美桜(27)演じる同作の主人公・のぶの夫で、俳優の北村匠海(26)演じる漫画家の柳井嵩の父・清という役どころだ。発表に対しては二宮のファンから《ニノも出るってことだし あんまり朝ドラ見ないけど これはチェックしよう》といった歓声が上がっているが、同時に、《めでたいけど複雑だな》といった困惑の声も上がる事態となっている。

 このような声が上がる理由……それは、読者の皆さんはもうお気づきだろう。2023年に判明した旧ジャニーズ事務所創業者の故・ジャニー喜多川氏による性加害問題だ。

 問題発覚を受け、NHKは同年9月に開いた定例会見で旧ジャニーズのタレントについて、被害者への補償や再発防止への取り組みが着実に実施されているということが確認されるまで起用しない方針を発表。この方針は24年に入っても変わらず、同年4月にはやはり定例会見で、同月に発足したSTARTO ENTERTAINMENT所属の芸能人についても同様であるとの方針が示された。

 一方、ジャニーズ事務所に所属していた二宮は23年10月に事務所を退所。「嵐」としての活動は続けるものの、独立して個人で活動していくことを発表した。独立によって身分的には旧ジャニーズ事務所との接点はすでになくなっていた二宮である以上、NHKのドラマに出演することに問題はないが、それでも《ジャニーズ退所すれば朝ドラも出れるんだ(笑)》といった皮肉の声は多い。

「独立から1年もたたないうちにNHKが起用するのは、どこか『抜け穴』を通った感は否めません。なお、7月15日には2025年のNHK大河ドラマ『べらぼう』のキャストの追加発表がありましたが、そこには、やはり旧ジャニーズから独立した生田斗真の名前がありました。生田の退所は23年11月であり、こちらも網の目をかいくぐった感は否めません」

「辞めジャニなら問題ない」というNHKの方針かもしれないが、ファンが抱える釈然としない思いは発生して当然だろう。

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 「嵐」の中では演技に定評がある二宮和也だが、そんな彼に「何を演じても木村拓哉」と評されてしまう“キムタク化”が迫っているのだとか……。●関連記事【もっと読む】辞めジャニで独り勝ちの二宮和也に“キムタク化”不安…気になる《何をやってもニノ》の評…では、その詳細に触れている。