渥美二郎、盟友・梶原あきらとの50年ぶり再会に感慨「燃えるものにぶつかった」

AI要約

歌手・渥美二郎、梶原あきらが「千住ブルース」のデュエット曲を発売記念。50年ぶりに再会し、デュエット実現。

渥美は感動を語り、梶原は初めてのプレッシャーを感じた。楽曲への参加に喜びと緊張が入り混じる。

渥美はスポーツへの熱い気持ちも共有。感動は元気の証拠だと語った。

渥美二郎、盟友・梶原あきらとの50年ぶり再会に感慨「燃えるものにぶつかった」

 歌手・渥美二郎、梶原あきらが1日、都内で7月24日発売のデュエット曲「千住ブルース」の発売記念取材会を行った。

 2003年に渥美が発売した「おそい春」に収録された「千住ブルース」を、梶原とともにデュエットととしてセルフカバー。2人は10代に同じ芸能事務所に所属していたが、梶原が故郷の宮城・石巻に戻った。梶原が昨年に電話したことがきっかけで、3月のチャリティーコンサートで約50年ぶりに再会し、今回のデュエット発売に至った。

 渥美は「同じ寮で、同じ釜の飯を食った。4~5年は一緒に勉強したのかな。電話が懐かしくてね。一緒のステージを踏んだ。50年生き抜くだけでも大変なのに、歌を捨てずに続けていたことが感動です。70歳過ぎて、燃えるものにぶつかった。やっぱり50年歌っているだけあって、梶原は僕にはできない間合いで味がある。面白かったです」と振り返った。

 梶原は「ずっと思い続けてきた歌い手の先輩と、こうやって楽曲に参加できてうれしい。雲の上の様な方だったので。新曲のデュエットはとんでもないという気持ちと、うれしいし光栄という気持ちと半々でした。自分がついていけるのかと心配ではあった。レコーディングはものすごく緊張した。今までにないくらい。初めてのプレッシャーでした」と恐縮しきりだった。

 熱い気持ちはスポーツにも向いている。渥美は現在開催中のパリ五輪もチェックしており「フェンシングとかすごいね。五輪は燃えるね。泣けてくるね。勝っても負けても泣いちゃう。感動できるのは元気の証拠。感動は免疫力を上げるらしいしね」と話した。