パパ活やAI、ASMR…令和のオムニバスホラー「怖れ -令和怪談-」莉子主演でドラマ化

AI要約

莉子主演の実写ドラマ「怖れ」は、Cygamesの連載作品を基に令和時代の新しいホラーを描く作品。

物語では主人公マユが異なる人物になりすましつつ、街で起こる謎の殺害事件を突き止める展開が描かれる。

原作者や出演者からのコメントでは、新しい時代の恐怖や人間関係の歪みを描くこの作品を楽しみにするよう呼びかけている。

パパ活やAI、ASMR…令和のオムニバスホラー「怖れ -令和怪談-」莉子主演でドラマ化

川上十億「怖れ -令和怪談-」が、莉子の主演で実写ドラマ化。「怖れ」のタイトルで、8月15日より全10話にわたってCBCテレビで放送される。

Cygamesのサイコミで連載中の「怖れ -令和怪談-」は、パパ活やAI、ASMRなど令和を象徴するテーマを扱ったオムニバスホラー。マッチングアプリで出会った男につきまとわれ殺されてしまったフリーターの田辺日向は、気づくと別人の斎藤アユミになっていた。何が起きたのか分からないままアユミとして生活するが、またもトラブルに巻き込まれ、命を落とす日向。日向が死ぬたびに別人になる一方で、突撃系配信者のヤマカズが、街で起こるさまざまな殺害事件に、謎の女性・溝口マユが関わっていることを突き止める。

今回莉子が演じるのは、人間特有の抽象的な感情である“怖れ”に揺れ動く主人公・マユ。さらに演出には、Google PixelやユニクロのCM、アーティストのミュージックビデオなどを手がける小山巧が名を連ねた。今回の発表に合わせ、原作者の川上、莉子、小山からはコメントが到着している。

■ 川上十億(原作者)コメント

原作タイトルは「怖れ -令和怪談-」なのですが、その名の通り「令和の時代ならではのホラー」をコンセプトに他ホラー作品では味わえないような新鮮さを意識して作品を作ってきました。このコンセプトはブレないまま、よりドラマに合った形へ昇華した作品に仕上げていただいています。非常に新しい現代ホラーが見れると思いますので是非ともお楽しみに!

■ 莉子(溝口マユ役)コメント

(役を演じてみて)役と言ってもひと言では言い表せられないくらい様々な役を演じさせていただいたので表現が難しいのですが、大変ではありました。それぞれの役で入れ替わるスイッチを自分の中で決めて、これはこういう感じ、こっちはこんな感じ、と演じ分けていかなければいけなかったので。大変だったんですけど、その分お芝居をしていく上で初めての経験でしたし、演じがいがありました。現代的な要素も入っていたり、登場キャラクターも多いので、中には共感できる方がいらっしゃったりとか、見てくれる皆さんも一緒に楽しんでもらえる作品だと思います。

■ 小山巧(演出)コメント

急激に進化していく時代と、その流れの中で生きていく人々。最近、そんな人と人の距離感がどんどん広がっていっているように感じます。その広がった距離感は、新しい人間関係のあり方を形成し、新しい価値観、感情を生み出します。そして同時に人間関係において歪みや違和感をも生み出しています。今回の作品「怖れ」では、そんな急速に進化していく人間関係の中に生まれる歪んだ感覚を、新しいジャンルのホラーとして表現できたらなと思い演出しました。是非ご覧ください。

■ ドラマ「怖れ」

放送日時:2024年8月15日(木)より24:58~25:30、全10話

放送局:CBCテレビ

原作:「怖れ -令和怪談-」川上十億(サイコミ / Cygames)

出演:莉子

演出:小山巧

製作著作:「怖れ」製作委員会(エイベックス・ピクチャーズ、CBC テレビ)