「最速で駆け上がりたい怪物、募集」 吉本興業が世界的オーディションイベント日本版開催

AI要約

吉本興業が音楽パフォーマンスの才能を発掘するためにオーディションイベントを開催する

アポロアマチュアナイトジャパンはニューヨークのアポロシアターの日本版であり、世界的な登竜門として知られている

日本版では新人の音楽パフォーマーを募集し、優勝者に賞金や本場のアマチュアナイト出演権が贈られる

「最速で駆け上がりたい怪物、募集」 吉本興業が世界的オーディションイベント日本版開催

音楽パフォーマンスの世界的な才能を発掘しようと、吉本興業は今秋から「最速で駆け上がりたい怪物、募集」として、オーディションイベント「APOLLO AMATEUR NIGHT JAPAN(アポロ アマチュアナイト ジャパン) 24-25」を開催すると発表した。フジテレビ(関東ローカル)が10月から、大会の様子や舞台裏を深掘りして放送する。

米ニューヨークのアポロシアターで、90年の歴史を持つ同名イベントの日本版。新進気鋭のアーティストが才能を披露する世界的な登竜門として有名で、これまでスティービー・ワンダーやマイケル・ジャクソンなど、多くのスターを輩出している。観客の歓声とブーイングで勝敗を決めるのが特徴だ。

日本版では、芸能事務所などに所属したり契約を交わしたりしていない人を対象に、歌・ダンス・ラップ・楽器演奏など、世界に通用する実力を持った音楽パフォーマーを募集する。

動画審査と対面オーディションを行った後、予選大会が11月に大阪、12月に東京で行われる。来年2月に大阪で開かれる決勝ラウンドには、本国のプロデューサーが審査に参加し、優勝者には賞金1万ドルと、本場の「アマチュアナイト」への出演権が贈られる。

発表会見が7月11日に東京・渋谷で行われ、メインアンバサダーとして、お笑い芸人の小籔千豊とタレントの山本彩が登場。2人とも日本伝統のパフォーマンスが見たいとして、山本は「日本ならではの音楽カルチャーは、海外の方にも興味を持ってもらえるんじゃないかな」と話し、小籔は「勝ち上がって、『日本のエンターテイナーもえげつないんやぞ』というのを、アメリカに見せつけてもらいたい」と力を込めた。

エントリーは公式サイトから、8月31日まで。