大泉洋、テレ朝ドラマ初出演&初主演「いつか出たい思いあった」宮藤官九郎脚本「終りに見た街」

AI要約

大泉洋(51)が9月放送のテレビ朝日開局65周年記念ドラマ「終りに見た街」で主演することが29日、分かった。

現代から太平洋戦争最中の昭和19年にタイムスリップする一家の1人で主人公のテレビ脚本家、田宮太一役を演じる。

初回の82年は細川俊之、05年は中井貴一が主演。戦争体験者の山田が「厳しい体験を次世代に伝える」と思いを込め、その内容性の深さとメッセージ性の強さで大きな反響を呼んだ。

大泉洋、テレ朝ドラマ初出演&初主演「いつか出たい思いあった」宮藤官九郎脚本「終りに見た街」

 大泉洋(51)が9月放送のテレビ朝日開局65周年記念ドラマ「終りに見た街」で主演することが29日、分かった。

 現代から太平洋戦争最中の昭和19年にタイムスリップする一家の1人で主人公のテレビ脚本家、田宮太一役を演じる。同作は脚本家、山田太一氏原作で3度目のドラマ化で、今作は宮藤官九郎が脚本を担当する。

 初回の82年は細川俊之、05年は中井貴一が主演。戦争体験者の山田が「厳しい体験を次世代に伝える」と思いを込め、その内容性の深さとメッセージ性の強さで大きな反響を呼んだ。

 終戦80年を目前に約20年ぶりの復活。テレ朝ドラマ初出演初主演の大泉は「いつか宮藤さん脚本ドラマに出たいという思いがあった」と喜び「最後に驚く展開があり、これが40年前に書かれていることにびっくりしますし、今の時代にこのラストがより重くのしかかってくる気がします。いわゆる辛い戦争の歴史を振り返る再現ドラマではなく、宮藤さんの世界ならではの笑いもありますし、見やすいドラマだと思います」とコメントした。

 宮藤は「脚本家が主人公ということで、ひとごととは思えませんでした」と語り「小説は何度も読み返しましたが、ドラマ版はあえて見ずに書きました。山田先生の原作の力をお借りして、また新たな作風を手に入れたんじゃないかと手応えを感じています。お楽しみに」とした。