斉藤和義側の声明にイベント主催者側が反論か「リクエストに斉藤和義チームが応えない」

AI要約

LTW実行委員会が斉藤和義と銀杏BOYZが共演辞退した公演「LTW festival」について声明を発表。

斉藤和義と銀杏BOYZが英国アーティスト側・英国共演者側から共演辞退の連絡を受け、公演が取りやめになった経緯。

主催者側と斉藤和義、銀杏BOYZ側の間には信頼関係構築が困難だったことが明らかになる。

斉藤和義側の声明にイベント主催者側が反論か「リクエストに斉藤和義チームが応えない」

 シンガー・ソングライターの斉藤和義とロックバンド「銀杏BOYZ」が出演辞退した公演「LTW festival」について、LTW実行委員会が28日、声明を発表した。

 LTW実行委は斉藤の出演について「この度、共演を予定しておりました、英国アーティストのクリエイティブチームから、斉藤和義の最新ライブクオリティを確認しまして、共演を辞退すると連絡がありました」と英国アーティスト側から共演辞退の連絡があったと説明。

「アビーロードでは演出家からのリクエストに斉藤和義チームが、応えないという不和から始まり、ピッチの書き換えを依頼されたアビーロードレコーディングチームは、それを拒否しました。それにより、さまざまな演出の変更を行い達成を目指しましたが、残念ながら8月2日の公演は取りやめる事になりました」とした。

 斉藤側は25日の声明で「主催者側とは開催を目指して協議を重ねてきましたが、度重なる約束違反や一方的な条件変更などがあり、残念ながら最後まで信頼関係を構築することができませんでした」と主催者側の落ち度があったと指摘したが、反論した形だ。

 ただ、LTW実行委は28日の声明で「主催者と致しましては今後も斉藤和義を応援してまいります」としている。

 また、LTW実行委は銀杏BOYZの出演については「銀杏BOYZのライブを確認した、英国共演者のクリエイティブチームの判断により、共演辞退が通知されました」と英国共演者側から共演辞退の連絡があったと説明した。

 つまり、英国アーティスト側、英国共演者がそれぞれ斉藤、銀杏BOYZのパフォーマンスを確認し、共演を取り止めたという。斉藤側、銀杏BOYZ側がこれに納得できるのか…。

 続けてLTW実行委は「共演アーティストからの辞退通知を確認以降、前向きなプロダクションプランが立ちませんでした。残念ながら8月5日の公演は取りやめる事になりました」とした。

「LTW」(東京・新宿区の東京オペラシティ)では2日公演に斉藤が、5日公演に銀杏BOYZがそれぞれ出演予定だった。