INI、「LOUD」韓国活動を振り返る 日本の歌番組にはない豊富なコンテンツで世界へアピール

AI要約

INIが最新シングル『THE FRAME』の成功を受け、韓国での活動を終えたことを報告。

INIは韓国の音楽番組で「LOUD」を日本語バージョンで披露し、初めて『Music Bank』に出演するなど記念すべき活動を経験。

韓国での音楽番組の特徴やパフォーマンス映像の充実を挙げ、日本との違いを指摘。

INI、「LOUD」韓国活動を振り返る 日本の歌番組にはない豊富なコンテンツで世界へアピール

 先月17日に6枚目のシングル『THE FRAME』をリリースしたINI。オリコン集計による初週売上は67.3万枚を叩き出し、58.1万枚を売り上げたそれまでの自己最高記録だった2ndシングル『I』を優に超す記録となった(※1)。また、2021年リリースのデビュー作『A』から連続で1位を獲り続けていたオリコン週間シングルランキングでは今作も堂々の1位を獲得。衰えぬ勢いでチャートの先頭をひた走るグループだ。

 そんな彼らは先日、今作のリリースに際した韓国での活動を終えた。『M COUNTDOWN』(Mnet)、『Music Bank』(KBS 2)、『音楽中心』(MBC)といった韓国の名だたる音楽番組に出演し、韓国語バージョンで表題曲「LOUD」を披露。特に『Music Bank』は記念すべき初出演であり、K-POPアーティストのあいだではお馴染みの放送局内の階段での集合写真も投稿されるなど記憶に残る渡韓となった。

 これまでにも新曲リリースの度に日本だけでなく韓国での音楽番組出演を経験してきたINIだが、日本と韓国の音楽番組において決定的に違う点はやはりパフォーマンス映像の充実だろう。それぞれのパートを歌うメンバーや見どころを映した通常のパフォーマンス映像に加え、引いた画角で全体を映した固定カメラの映像や“チッケム”と呼ばれる一人ひとりを追った映像もYouTubeに投稿される。彼らのステージではパフォーマンス中に少人数に分かれる構成が展開されることもしばしば。通常の音楽番組の映像ではもちろん歌っているメンバーが映されることが基本であるため、待機中のメンバーの姿が見られることは稀だ。また、チッケムのように一曲を通して特定のメンバーだけを見ていられる機会もライブを実際に見に行く以外では貴重であるため、細かな踊り方の違いが確認できたりメンバー同士でアイコンタクトを取る様子が見受けられたりする映像は、日本のファンにとっても韓国での活動の喜ばしい点なのではないだろうか。