BOYNEXTDOORとは?メンバー詳細プロフィールや人気曲からボイネクの魅力を徹底解剖

AI要約

韓国のボーイグループ・BOYNEXTDOORが日本デビューし、メンバーの魅力や活動について紹介。

メンバーそれぞれのプロフィールや個性、実力について紹介。

最新シングル『AND,』や人気曲、パフォーマンス力についての注目ポイントを紹介。

BOYNEXTDOORとは?メンバー詳細プロフィールや人気曲からボイネクの魅力を徹底解剖

7月10日にJP 1st Single『AND,』で日本デビューを果たした韓国のボーイグループ・BOYNEXTDOOR。メンバー自身が楽曲制作を手掛けていることやずば抜けたパフォーマンス力から、デビュー当初から実力派グループと呼ばれる彼らの魅力に迫っていく。

■BOYNEXTDOORとは?注目の6人組ボーイグループ

BOYNEXTDOOR(読み:ボーイネクストドア)

・デビュー:2023年5月30日

・デビュー作品:1st Single『WHO!』

・日本デビュー:2024年7月10日

・日本デビュー作品:JP 1st Single『AND,』

・メンバー:SUNGHO / RIWOO / JAEHYUN / TAESAN / LEEHAN / WOONHAK

・ファン呼称:ONEDOOR(読み:ワンドア)

BOYNEXTDOORは、HYBE傘下レーベルのKOZ ENTERTAINMENT所属の6人組ボーイグループ。2019年のレーベル設立から約4年半かけて準備を行い、アーティスト兼プロデューサーのZICOプロデュースのもと2023年5月30日にデビューした。

グループ名には“日常のストーリーをありのまま音楽で表現し、親しみやすく自然な魅力で人々の心に寄り添っていく”という意味が込められており、公式ファンダム名は“BOYNEXTDOORを世界へと羽ばたかせるたったひとつの扉”として“ONEDOOR”と名付けられた。

1st Single 『WHO!』は当時の2023年新人K-POPグループ初動売上記録1位を達成し、同年9月発売の1st EP『WHY...』では韓国の音楽番組で初めての1位を獲得。またデビュー112日目にして、アメリカビルボードのメインアルバムチャート『ビルボード200』にチャートインしている。今年4月にリリースした2nd EP『HOW?』は発売初週に約53万枚を売り上げ3つの音楽番組で1位を獲得し、6月にはデビュー1周年を記念した初のファンミーティングを開催した。

日本ではこれまで数々のライブイベントに出演し、2024年7月10日にJP 1st Single『AND,』で待望のデビュー。8月には『SUMMER SONIC 2024』に初出演することが決まっており、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか期待が集まっている。

■個性豊かな実力派揃い!メンバー詳細プロフィール

SUNGHO(読み:ソンホ)

生年月日:2003.9.4

柔軟で奥深いボーカル力を持つSUNGHO。美しい高音はBOYNEXTDOORの楽曲に繊細さをまとわせ、SEVENTEENの「Prettey U」やライブ配信で披露したカバー曲では幅広い歌声を聞かせる。肩幅の広さやそのラインの美しさがメンバーやファンから言及されることが多くあるが、「But Sometimes」では“君のために広げた俺の肩幅はもう 電車で周りの迷惑になるだけ”という彼にしか表現できないパートも。宿舎はもちろん、どんな場所でも散らかっているのを見つけるとさりげなく掃除をするほどのキレイ好き。リアクションが大きく、メンバーの発言に爆笑する姿がよく見られる。

RIWOO(読み:リウ)

生年月日:2003.10.22

どんなジャンルのダンスもスタイリッシュに悠然と踊りこなすRIWOOは、振り付けを手掛けたり、振り入れでメンバーのお手本となったりとグループのパフォーマンス面を支えているメンバーだ。儚さと力強さのどちらも持つ歌声も印象的で「So let's go see the stars」ではフェイクを担当するほどの実力を持ち、カムバックショーで披露したTAEYANGの「DARLING」のカバーでは雰囲気あるボーカルでファンを驚かせた。周りの反応に関係なくギャグを連発したり、鋭いひと言でメンバーを驚かせたりとチャーミングな魅力の持ち主でもある。甘いものが大好きで、最近公開された東京でのVlogではガチャガチャで出た大好物のドーナツの指輪をしたり、スイーツを頬張るキュートな姿も収められている。

JAEHYUN(読み:ジェヒョン)

生年月日:2003.12.4

BOYNEXTDOORのユーモラスな雰囲気を作っているリーダーのJAEHYUN。学生時代から楽曲制作を手掛け、自作のリリックを追加してパフォーマンスしたLE SSERAFIMの「Smart」は大きな話題を集めた。音楽番組『M COUNTDOWN』でMCを務めており、授賞式などでも率先してコメントを担当する場面が多いが、特にメンバーとファンへの愛を惜しみなく伝える姿が印象的だ。ドラえもんをヒョン(韓国語でお兄さん)と呼ぶほどの礼儀正しさやリアクションの大きさや面白さがONEDOORだけでなくK-POPファンのあいだでもよく注目を集めている。曲中に日本語でアドリブをいれるほど高い語学力を持ち、YouTubeの『STUDY WITH ME』という動画ではリアルな勉強法を披露したことが話題になった。

TAESAN(読み:テサン)

生年月日:2004.8.10

唯一無二な声や憂いを帯びた眼差しが印象的なTAESAN。リスナーを楽曲の世界へ引き込む力強さを担うことが多いが、SUNGHOとLEEHANとともに発表した2NE1「Lonely」のカバーやソロで出演したYouTubeコンテンツ『リムジンサービス』で聞かせる、切なくデリケートな歌声やラップも魅力的だ。BOYNEXTDOORの作詞/作曲メンバーの一人で、400年だけ一緒にいようという意味の曲「400 Years」、韓国語では「何だと思う」を意味する曲「But Sometimes」など、ウィットに富んで交感の高い曲に多く参加している。グループの中ではクールな立ち位置かと思いきや、メンバーにちょっかいを出すやんちゃな姿がよく見られ、ブレスレットやTシャツを手作りしてメンバーたちにプレゼントする温かな一面も。ファッションと音楽が好きで、特にロックをこよなく愛する。

LEEHAN(読み:イハン)

生年月日:2004.10.20

パフォーマンスやさりげない仕草から感じられる上品さが“王子”と呼ばれるLEEHAN。歌声は爽やかで甘く、特に「So let's go see the stars」の歌い出しではその魅力をたっぷりと堪能できるだろう。また「l i f e i s c o o l」ではこれまでに見せたことのない、映画のワンシーンのようなムーディさをその声色で表現してみせた。大の魚好きで、宿舎で飼っている魚たちを父のように大きな愛をかけてお世話していて、かなり専門的な知識を披露することも。メンバーと一緒に過ごす中でもひとりで瞑想したり、散歩をしたりと自分だけの時間を大切にするのも彼らしさ。またメンバーも理解できない“四次元”と呼ばれる一面や、穏やかにニコニコしながらメンバーをいじる姿もファンにとっては癒やしとなっている。

WOONHAK(読み:ウンハク)

生年月日:2006.11.29

無邪気な笑顔とハツラツとしたパフォーマンスが目を引くWOONHAK。太陽のような明るさを持ちながら、「But Sometimes」や「Crying」のような切なさが込められた楽曲での表情も格別だ。『KCON HONG KONG』では自身がアイドルという夢を描くきっかけとなったBTSの「DOPE」をカバーした際には、クールかつ蠱惑的な見せ方で多彩な表現力を知らしめた。そして年上のメンバーたちからは何をしても全力でいじられ、また何もしなくてもかわいがられ、愛を注がれるグループの最年少。そんな反応もどこ吹く風と慣れっこな様子でクールにあしらったり、素直に受け入れる姿はとても愛らしい。どんなことにもロマンを感じる感性の豊かさ、ファッションセンスや楽曲制作を手掛ける才能にも注目が集まる。

■BOYNEXTDOORのここにハマる!

◎つい口ずさみたくなる!イージーリスニングな楽曲

BOYNEXTDOORが生み出す音楽は、飽きのこないイージーリスニングなサウンドと日常を題材にした共感を集める歌詞が魅力だ。JAEHYUN、TAESAN、WOONHAKを中心にデビュー作からメンバーたちが作詞作曲に参加しており、例えば「Serenade」はJAEHYUNの両親のエピソードから歌詞を制作していたりと、彼らが出会ってきたさまざまな作品や出来事からインスピレーションを受け、それが音となりファンに届けられているのだ。そしてBOYNEXTDOORの曲を聴いていると韓国語が分からなくともつい口ずさんでしまい、ただ聴きなじみがいいだけではないリスナーに刺さる言葉運びも楽しさのひとつ。振り付けにはRIWOOが参加しており、ダンスのキャッチーさも独自のカラーを際立たせている。

◎軽やかさと魅せ方なパフォーマンス力

初ステージからK-POPファンを驚かせたのは、彼らの余裕あるパフォーマンスだ。歌、ダンス、ラップのどれを取っても新人とは思えない、仲間たちと楽しむように歌い踊るメンバーたちの姿はとても新鮮で、グループ名である“隣の少年たち”を体現する軽やかさがあった。現在はその余裕に磨きがかかり、楽曲中にアドリブを入れたり、ファンとのコミュニケーションを取りながらステージ立つ姿が彼らのカラーになっている。またK-POPアーティストはダンスをしやすいヘッドセットでのパフォーマンスが多いが、彼らはデビューから一貫してハンドマイクでステージに立つことにこだわっている。音楽番組でもその魅力やすごさは十分に伝わるが、生でのパフォーマンスを観ればその実力に圧倒されるだろう。

◎共感する親しみやすさ

彼らの等身大な親しみやすさは楽曲だけでなく、YouTubeコンテンツやライブ配信からも感じられる。『WHAT? DOOR!』『FUNNEXTDOOR』ではゲームや料理対決をわちゃわちゃと楽しむ姿を観られたり、『BEHINDOOR』『Behind The DOOR』では活動やレコーディングのビハインドはもちろん、初めてSNSをアップする彼らの初々しい姿やVlogの字幕を自ら付ける様子までも収められており、特にMT(韓国では合宿を意味する)を行う動画では思い思いに遊び、いたずらを仕掛け、好きなものを食べる普段の6人の姿を垣間見ることができる。またTiktokやInstagramではダンスカバーにアレンジを加えたり、ONEDOORが考案した振り付けを踊ったりと彼らのクリエイティブさやファンを楽しませようという思いが伝わる動画が満載だ。

■JP 1st Single『AND,』とは?

日本デビューを飾り、オリコンデイリーチャートでは1位を獲得したJP 1st Single『AND,』。韓国でリリースした「One and Only」「Earth, Wind & Fire」「But Sometimes」のJapaneseバージョンが収録されており、どれも原曲の魅力をそのままに、日本語を織り交ぜた新鮮さを感じることができる。そして初の日本オリジナル曲「GOOD DAY」では、これまで彼らが綴ってきた恋の“その後”を歌っており、ひとりで過ごす日々とこの先への期待感をどこか切なく、チルに歌った新しい魅力を感じられる1曲だ。またリリースに先駆けて公開されたコンセプトフォト&ムービーも大きな話題を集めており、日本の街で自由にラフに過ごす6人の姿を切り取った、彼らをより身近に感じられる内容になっている。

■『THE FIRST TAKE』で披露した「Earth, Wind & Fire (Japanese Ver.)」

BOYNEXTDOORが『THE FIRST TAKE』で披露したのは「Earth, Wind & Fire(Japanese ver.)」。原曲は2nd EP『HOW?』に収録されており、このアルバムでは初恋から別れのあいだにある物語が描かれている。その中でこの曲は恋の相手は自分にとって地、風、火のようになくてはならないものでありながら、なかなか思い通りにいかないもどかしさを歌っており、特にサビの後半でスピードアップする遊び心あるパートが見どころだ。

■BOYNEXTDOORにハマる!人気曲3選

「One and Only」

BOYNEXTDOORの幕開けを華やかに彩った1st Single Album『WHO!』収録曲。この曲とともにリリースされた「But I Like You」「Serenade」の3曲すべてがタイトル曲で恋に落ち告白するまでのストーリーを表現しており、「One and Only」は自分の唯一無二の魅力を恋した相手にアピールするフレッシュさとエネルギッシュさが堪能できる一曲。グループ名にちなんだドアを使い、服を選び外へ繰り出す様子や見る人をドアの外で出迎えてくれるようなユーモアたっぷりのパフォーマンスも必見だ。

「ABCDLOVE」

1st EP『WHY...』収録曲。ときめきから別れまでを経験した初めての恋をアルファベットに例え、これまで学んできた自分にとっての恋の基本が崩れ去ってしまったむなしさ、戸惑いを描く。「One and Only」や「Serenade」で歌われた燃え上がる思いを引用し、切なさをより駆り立てるが、曲調やパフォーマンスからは決して悲観的ではなく、どこか前向きさも感じさせる。そんな複雑な感情もチャーミングかつポップに表現するのがBOYNEXTDOORならではの見せ方だろう。

「But Sometimes」

1st EP『WHY...』のタイトル曲としてリリースされた「But Sometimes」。「君のためなら死ねる」とまでに思っていた1st Single Album『WHO!』で描く熱い思いとは打って変わって、 “別れ”をテーマに怒りや悔しさを顕にした、グループの新たなカラーを生んだ楽曲だ。2人で過ごした日々を振り返り悪態をつきながらも電話番号を消せない情けなさ、相手が泣いていると聞いて「いい気味だ」と強がるように笑ったりと、恋の終わりを簡単には受け入れられない様子がリアルに表現されている。

■活躍の場を広げるBOYNEXTDOORに注目!最新情報をチェック

デビューからの短い期間で、楽曲でもパフォーマンスでも独自の路線を歩み、8月には『SUMMER SONIC 2024』に出演するBOYNEXTDOOR。リリースやライブで経験を積んだ彼らが、これからどんな姿を見せてくれるのかが楽しみだ。

TEXT BY 東海林その子