【ガチャ撮り下ろし】公式カラーで名車を完全再現！「ホビーガチャ トヨタ GR Supra」

　タカラトミーアーツより、7月上旬より発売中のガチャ「ホビーガチャ トヨタ GR Supra」。こちらは、トヨタを代表するスポーツカーの「GR Supra」を1/64スケールで再現したカプセルトイだ。外観はもちろんのこと、車内インテリアなど細部も含めて造形化。ワンコインで手に入るホビーとは思えないクオリティで仕上げられている。

　今回ラインナップされているのは、ホワイトメタリック、プロミスレッド、ドーンブルーメタリック、ボルカニックアッシュグレーメタリック、ブラックメタリックの5色。いずれも「RZ グレード」の公式カラーを採用して塗装が行われているという懲りようである。車好きならば、1台入手して机の上に飾っておきたくなるのではないだろうか？

■ GR Supra（ホワイトメタリック）

　「GR Supra（ホワイトメタリック）」は、ただのホワイトとは異なる高級感溢れるカラーリングをそのまま再現したカプセルトイだ。もちろん色だけではなく細部にわたるまでスープラのボディを忠実に再現しており、手に持っているだけでも所有感を満たしてくれる仕上がりになっている。

　これはすべてに共通していることだが、基本的にはミニカーと同じ構造になっているので車輪は回転するようになっている。ドアが開くなどのギミックこそないものの、飾るだけではなく走らせて遊ぶこともできるので、大人だけではなく子どもも楽しむことができる。

■ GR Supra（プロミスレッド）

　やや深みのある赤とメタリックな色合いが混ざったような、独特のカラーリングを再現したのが、こちらの「GR Supra（プロミスレッド）」だ。スポーツカーといえば赤というイメージもあるが、まさにそのスタイルを地でいってるマシンと言えるだろう。

　窓やライトなど、部分的に質感を高めるためにクリアパーツが採用されている。ひとつひとつのパーツはそれほど大きくないのだが、細かく作り混まれているところを見ると、それだけでも思わず感動してしまうほどだ。こうしたこだわりが、全体的な質感を高めてくれるのだろう。

■ GR Supra（ドーンブルーメタリック）

　あまり耳慣れない「ドーンブルーメタリック」というカラーリングを採用した、こちらの車両。こちらはトヨタの2020年モデルから採用されたカラーリングだ。ブルーメタリックはわかるけど、ドーンってなんだ？ と思ったら、こちらは夜明けという意味が込められている。

　こうしたサイズでは、小さくしすぎることで破綻しないように若干サイズを変更するなどアレンジが加えられている場合がある。しかし、このシリーズでは各所に付けられているエンブレムもぴったり1/64スケールで再現しており、限界に挑戦した作りになっているところも見どころだ。

■ GR Supra（ボルカニックアッシュグレーメタリック）

　先ほどの「ドーンブルーメタリック」と同様に、トヨタの2020年モデルから追加されたカラーリングが「ボルカニックアッシュグレーメタリック」だ。基本はグレーにメタリックを混ぜた色なのだが、派手さはそれほどなくどちらかというと大人向けの落ち着いたスタイルに見える。

　こちらの「ホビーガチャ トヨタ GR Supra」の最大のポイントは、オリジナルの車とまったく同じカラーがそのまま再現されているところと言えるだろう。ある意味手のひらサイズのカラー見本ともいえるので、これから本物車両を購入するときに、どの色にするか選ぶ指標にもできそうだ。

■ GR Supra（ブラックメタリック）

　スープラというマシンの美しさを引き立ててくれる、黒とメタリックを融合させたカラーリングのブラックメタリックに染め上げられたのが、こちらの「GR Supra（ブラックメタリック）」だ。男の子が憧れるクールさと、スポーツカーらしい魅力を両立させたスタイルともいえるだろう。

　「究極の走る楽しさをホビーガチャに」という、トヨタ風のキャッチコピーが付けられているのも頷けるほど、カプセルトイのレベルをいくつも引き上げた感のある出来映えだ。実車のオーナーならば、自分の車と同じ色のものが欲しくなってしまうかもしれない。

　今回発売される「ホビーガチャ トヨタ GR Supra」は、基本的には同じ車両のシリーズでカラーリングが異なっているだけだ。そのため、自分が好きな色などにこだわりがなければ、ほとんど差がないとも言える。とはいえ、異なるカラーリングの車両を並べて見比べるのはなかなか楽しい気分だ。完成度も高く所有感も満たしてくれるので、コンプリートを目指して集めるのもいいのではないだろうか。

(C)T-ARTS