櫻坂46藤吉夏鈴は「稀有な存在」監督の手紙に涙、映画初出演で初主演

AI要約

櫻坂46藤吉夏鈴が映画初出演にして初主演を果たし、完成披露舞台挨拶に涙を流す場面があった。

監督からの手紙に感動し、藤吉は自身の成長と努力を振り返りながら、今後の俳優活動への意欲を語った。

作品制作の過程での苦労や喜びを共有し、藤吉は共演者との絆を大切にする姿勢を示した。

櫻坂46藤吉夏鈴は「稀有な存在」監督の手紙に涙、映画初出演で初主演

 櫻坂46藤吉夏鈴が先日、都内で行われた映画『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』(8月9日公開)完成披露舞台挨拶に登壇した。映画初出演にして初主演。この日欠席した小林啓一監督からの手紙に涙を流す場面があった。

 新米記者“トロッ子”として奮闘する主人公・所結衣役を演じる藤吉夏鈴。映画初出演にして初主演を務めたが、オファーを受けた時は「早く皆さんにお会いして現場に入ってお芝居したいという好奇心が高くてずっとワクワクしていました」と振り返った。

 この日、欠席した小林監督がキャストそれぞれに手紙を寄せた。藤吉には「初めて会った時は正直悩みっぱなしでした。藤吉さんは今まで会ったことがない稀有な存在で、演出の手を加えると藤吉さんの個性をつぶしてしまうのではないかという恐怖がありました。本読みやリハーサルを重ねていくうちにポテンシャルに気付き僕が持っているものを全てぶつけてみようと思いました」と本音を明かした。

 その上で「将来を期待されている藤吉さんを最初でつまづくわけにはいかない」という覚悟のもとで臨んだとも綴り、「主役という重圧や慣れていない環境で不安だったと思いますが、要求に真剣に答えてくれました。決して器用なタイプではないと思います。辛かったと思います。でも藤吉さんの頑張りで唯一無二の主人公像が出来ました。演技なのか、素なのか分からない奇跡的な演技は、偶然生まれて訳ではなく努力の結晶です」と称えた。

 この監督の言葉を受け、涙を流す藤吉は「今日泣く予定じゃなかった…」と言葉を詰まらせ、振り絞るように「映画を作っている時に何度も暗い部屋のなかにいる感覚があったんですけど…皆さんと一つの作品が作る事ができて、今振り返ると幸せですし、完成した作品を見て愛おしいです」と感慨深く語り、俳優活動を今後も続けていきたいと意欲を示した。