ザコシショウが語る電気グルーヴからの影響 くっきー!はパンク、永野はロック「僕のネタはテクノです」#2

AI要約

ハリウッドザコシショウのミニ単独ライブツアー「ハリウッドザコシショウのミニ単独ライブシリーズSEASON(15) おまえいったなー↑ツアー」が、今年も開催される。

ツアータイトルの意味や由来、前回の出来事を元にしていることが明かされる。

ハリウッドザコシショウの独特のピン芸人としての活動や、他の芸人との関わりについて言及される。

ザコシショウが語る電気グルーヴからの影響 くっきー!はパンク、永野はロック「僕のネタはテクノです」#2

 お笑い芸人・ハリウッドザコシショウ(50)のミニ単独ライブツアー「ハリウッドザコシショウのミニ単独ライブシリーズSEASON(15) おまえいったなー↑ツアー」が、8月3日(土)東京・有楽町朝日ホールを皮切りに、福岡・名古屋・大阪・静岡の5都市7公演で開催される。

 ハリウッドザコシショウのミニ単独ライブツアーは毎年恒例で、今年は新たに名古屋公演が追加。過去最大規模での開催となる。代名詞となった誇張モノマネを引っ提げ『R-1ぐらんぷり2016』で優勝を果たし、2021年からリニューアルした『R-1グランプリ』の審査員も担当。『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』(PrimeVideo)では3度の優勝。

 自腹で放送枠を買い取り、制作費も全額出資し、2023年12月30日に放送された特番『提供ハリウッドザコシショウ』(tvk)も話題を呼んだ唯一無二のピン芸人に、ミニ単独ライブツアーへの意気込みや自身の芸について語ってもらった。【#1~2の2】

――まず「おまえいったなー↑ツアー」というツアー名が気になってしまったのですが、何か意味を込めているのでしょうか?

 タイトルは別に何でもいいんですけど、同郷(静岡)の電気グルーヴが好きで、彼らはわけわかんないツアータイトルつけてやってるじゃないですか。だから僕も「わけわかんないツアータイトルっていいな」って思って毎年やってる感じです。

〈※ザコシ、電気グルーヴの石野卓球(56)とピエール瀧(57)は同じ静岡県出身ということもあり、プライベートでも親交が深い。『ピエール瀧のしょんないTV』(静岡朝日テレビ、2010年10月~19年3月まで放送された深夜番組)にもザコシは準レギュラーとして不定期出演していた〉

「ツアーゴキブリ」とかあったなぁ。『ゴキブリ男』って楽曲を卓球さんが作ってくれたんです。その年に「ゴキブリツアー」ってやったんですけど。まぁ、電気の流れを組んでるからね。本人公認やし。本当に卓球さんも「面白い」って言ってくれてるし。

 今回の「おまえいったなー↑ツアー」っていうのは、昨年末に僕がメインの『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)があったんです。

 そこに後輩のだーりんず・松本りんす(46)が出て。あいつカツラなんです。「カツラ芸人」として出てきた瞬間に俺、カツラを取って投げ捨てて、りんすがしょんぼりしてるところをさんま師匠がイジって笑いになったんです。

 結果、よくウケたっていう感じになったんですけど、その後の打ち上げで、松本りんすの他にもや団の本間キッド(41)とかもいたんですが、りんすが「おまえら全然いってへんな」って、「俺はいったなー!」って天を指差して叫んで。

「おまえ何もしてねえじゃねえか!」って。ただカツラを取られてしょんぼりしてただけなのに、さんまさんがイジってくれてウケたんだよって。でもりんすは「俺はいったなー!」って言って、それがもうめちゃくちゃ痛くて、痛いから面白かったんですよ。それをちょっと拝借してツアータイトルにしました。