『めぞん一刻』から『推しの子』…40年間のアニソン名曲披露　豪華アーティストが集結

AI要約

BS11の番組『Anison Days』から派生したスペシャルライブ『Anison Days Festival 2024』が20日に東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催され、アニメソングのヒット曲を披露してファンを沸かせた。

ライブでは、1980～90年代の懐メロから最新曲まで、著名なアーティストが出演し、合計30曲を超えるアニメソングが演奏された。

アーティストたちがファンを熱狂させ、コラボレーションや個々のパフォーマンスを通じて会場を盛り上げた様子が伝えられた。

『めぞん一刻』から『推しの子』…40年間のアニソン名曲披露　豪華アーティストが集結

　BS11の番組『Anison Days』から派生したスペシャルライブ『Anison Days Festival 2024』が20日に東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催され、同局の番組『Anison Days』でMCを務める森口博子、酒井ミキオら9組のアーティストが、1980年代の懐メロから最新曲まで、合計30曲を超えるアニメソングのヒット曲を披露してファンを沸かせた。

　ライブはオーイシマサヨシによるアニメ『セクシーコマンドー外伝　すごいよマサルさん』オープニング曲の『ロマンス』カバーに始まり、出演者8人による90～2000年代の名曲メドレーで開幕。続いて、ボーカルのatsukoとギターのKATSUによる2人組ユニットのangelaが『蒼穹のファフナー』主題歌の『Shangri-La』をパワフルに披露し、その後も3曲を立て続けにパフォーマンスしつつ、客席降りやタオルを振る演出で客席を煽り、序盤からボルテージを上げていく。『とある科学の超電磁砲』主題歌の『only my railgun』のカバーでは、ソロ音楽ユニットのスピラ・スピカのボーカリスト幹葉とのパワフルかつフレッシュなハーモニーを響かせた。

　幹葉単独の音楽ユニットのスピラ・スピカは、『その着せ替え人形は恋をする』オープニング曲の『燦々デイズ』など3曲を歌い上げ、『イヤヨイヤヨモスキノウチ！』ではサビに阿波踊り風のダンスも踊ってみせた。

　続いてソロアーティストとしても活動している声優、前田佳織里が黒とグリーンのクールな衣装で登場。1998年から2000年まで放送された人気作『カードキャプターさくら』からの初代オープニング曲『Catch You Catch Me』のカバーなど、3曲を歌唱する。そして森口、atsuko、前田、幹葉によるガールズコラボとして、09年にヒットしたアニメ『けいおん！』から『Don’t say “lazy”』を4人で歌うと、客席から一層大きなコールが巻き起こった。「声優になる前にアニメで見ていたので、気持ちが一つになれました」（前田）、「この曲で森口さんと背中を寄せ合って歌えたことがとてもうれしいです」（幹葉）と、出演者も興奮をあらわにしていた。

　ここまでバンドメンバーの1人としてエレクトーンを演奏していた酒井ミキオも自らマイクを持って『Wonderful Life』などを披露し、「今日いろんなイベントが重なっている中で、ここに来てくれたあなたがたは人間国宝です」と観客を笑わせた。

　続いてオーイシと寺島拓篤による力強い『STORM』のカバーで客席のペンライトは真っ赤に。その後3曲を披露した寺島も「すごいですね、僕ホントはそっち（客席）側なんですよ」と豪華な顔ぶれに驚きを隠さない。オーイシは自身の楽曲に加えて森口と2人でアイドルアニメ『推しの子』から、オーイシが作詞・作曲した劇中歌『サインはB』をカバーし、ライブはキュートな雰囲気につつまれる。さらに『道産子ギャルはなまらめんこい』のオープニング曲『なまらめんこいギャル』のパフォーマンスでも盛り上げた。

　ライブ終盤にはシンガーソングライターの織田哲郎が登場。「いつまでもTETSUとして呼んでくれるのはありがたいことです」と、TETSU名義でリリースした1983年の『装甲騎兵ボトムズ』の主題歌『炎のさだめ』を歌い、『ドラゴンボールGT』から『DAN DAN 心魅かれてく』をカバーした。

　そして「徹底的に場違いなやつをやろうと思います」と、アニメ『きらりん☆レボリューション』に作曲した主題歌『恋☆カナ』をギターでの弾き語りで歌い上げつつ、途中から前田を呼び込んで織田のギターとバンド、前田のボーカルで『恋☆カナ』に続いて『チャンス！』と、2000年代のアイドルアニメの人気曲が披露された。

　織田は続いて大黒摩季とともに『SLAM DUNK』からエンディング曲『世界が終るまでは…』を歌い、さらに大黒がステージに残って『あなただけ見つめてる』『マイフレンド』と、『SLAM DUNK』歴代のエンディング楽曲を力強いボーカルで歌い、自身のヒット曲『ら・ら・ら』を客席と一緒になって歌った。

　ライブのトリを任された森口博子は、1980～90年代の楽曲を歌う。88年の『鎧伝サムライトルーパー』から『サムライハート』を歌って登場し、ジャズ風のアレンジで『めぞん一刻』から『悲しみよこんにちは』をカバーした。8月7日に発売するカバーアルバム『ANISON COVERS 2』のCDジャケット写真でビキニグラビアにも挑戦した森口は「撮影現場は年の離れたスタッフばかりで恥ずかしかったのですが（笑）、人生一度しかないから楽しもうという気持ちを込めました」と振りかえり、『機動戦士ガンダムF91』テーマ曲の『ETERNAL WIND ～ほほえみは光る風の中～』を披露した。

　アンコールでは「素敵な作品を作ってくれた鳥山明さんに声を届けましょう！」（森口）と、出演者と観客総出で『ドラゴンボールZ』オープニング曲の『CHA-LA HEAD-CHA-LA』を合唱し、興奮を分かち合った。ライブの模様は、後日BS11でも放送される予定。

【セットリスト】

M1.“不朽のアニソンメドレー”コーナー

01.ロマンスオーイシマサヨシ（COVER）

02.Fight！スピラ・スピカ（COVER）

03.さぁ寺島拓篤（COVER）

04.星間飛行前田佳織里（COVER）

05.Successful Mission angela（COVER）

06.Install x Dream 織田哲郎（COVER）

07.煌めく瞬間に捕らわれて大黒摩季（COVER）

08.Gの閃光森口博子（COVER）

M2.Shangri-La angela