1000人が選んだ「夏の五輪奇跡の大逆転」1位は名実況でもおなじみのアテネの劇的金メダルの瞬間
2004年、アテネ五輪体操男子団体での28年ぶり金メダルの大逆転が1位に輝く。刈屋富士雄アナウンサーの名実況も話題を呼んだ。
他にも、競泳や柔道、レスリングなど様々な競技での逆転劇がランクイン。競技ごとに熱い戦いが繰り広げられている。
過去の夏のオリンピックで見られた感動的な大逆転劇の数々が、記憶に残る瞬間として振り返られる。
18日放送のテレビ朝日系「1000人が選んだ夏のオリンピック大逆転劇20 ニンチドショー夏SP」(午後7時)では、1000人にアンケート調査した「夏のオリンピックの大逆転劇ベスト20」を発表した。
1位に輝いたのは、2004年、アテネ五輪体操男子団体での7位からの劇的大逆転での28年ぶり金メダル。鉄棒最後の演技者・冨田洋之の着地の瞬間に生まれた刈屋富士雄アナウンサーの「伸身の新月面が描く放物線は栄光への架け橋だ!」の名実況も話題を呼んだ。
結果は次の通り。
▽20位 88年・ソウル 競泳男子100メートル背泳ぎ 鈴木大地の逆転金メダル
▽19位 16年・リオデジャネイロ レスリング女子48キロ級 登坂絵莉の終了間際の逆転金メダル
▽18位 84年・ロサンゼルス 男子柔道無差別級・山下泰裕、大ケガからの逆転金メダル
▽17位 04年・アテネ 女子柔道52キロ級 横澤由貴 残り1秒の大逆転金メダル
▽同率15位 21年・東京 野球 5試合中3試合逆転勝利での37年ぶり金メダル
▽同率15位 21年・東京 バスケットボール女子準々決勝 ラスト15秒で決めた逆転3ポイントシュート
▽14位 72年・ミュンヘン バレーボール男子準決勝・ブルガリア戦の逆転勝利「ミュンヘンの奇跡」
▽13位 96年・アトランタ 柔道男子60キロ級 野村忠宏 終了間際の大技での逆転金メダル
▽12位 16年・リオデジャネイロ テニス男子シングルス準々決勝 錦織圭 相手のマッチポイントから5連続得点で逆転勝ち
▽11位 12年・ロンドン フェンシング男子フルーレ団体準決勝 3度のビデオ判定での逆転勝利
▽10位 16年 リオデジャネイロ レスリング女子58キロ級 伊調馨 残り5秒での大逆転での4連覇
▽9位 92年・バルセロナ 競泳女子200メートル平泳ぎ 岩崎恭子 世界記録保持者との6秒差大逆転の金メダル
▽8位 16年・リオデジャネイロ バドミントン女子ダブルス 高橋礼華、松友美佐紀 絶体絶命からの5連続得点での逆転金メダル
▽7位 21年・東京 卓球混合ダブルス準々決勝・ドイツ戦 水谷隼&伊藤美誠 奇跡の7分間での逆転勝利
▽6位 92年・バルセロナ 柔道男子71キロ級 古賀稔彦 足の大ケガも背負っての大逆転金メダル
▽5位 16年・リオデジャネイロ ウエイトリフティング女子48キロ級 三宅宏実 あわや失格からの逆転銅メダル
▽4位 08年・北京 ソフトボール 20年間無敵の米国倒しての金メダル
▽3位 08年・北京 競泳男子100メートル平泳ぎ 北島康介 大逆転での2連覇「なんも言えねえ」
▽2位 16年・リオデジャネイロ 体操男子個人総合 内村航平 最終種目・鉄棒で大逆転での2連覇
▽1位 04年・アテネ 体操男子団体 劇的逆転での28年ぶり金メダル