ソニン、「厄を落としました」ゲネプロで舞台から落下も前向き 主演&訳詞のミュージカル『ラフヘスト』開幕

AI要約

女優のソニン(41)が主演するミュージカル「ラフヘスト~残されたもの」の公開稽古&開幕直前取材に登場。作品は韓国で複数の賞を受賞し、日本初演となる感動のストーリー。ソニンは楽曲の訳詞も担当し、笑顔でその制作秘話を語る。

ソニンはゲネプロ後に舞台から落ちたことで全ての厄を落としたとコメント。4人で演じる芝居に挑戦し、新しい試みとして興奮を覚えている。

作品は1人の女性の人生を通して、観客に自らの過去、現在、未来を受け入れ、祝福する気持ちを促す。観劇を通じて人生を見つめ直すきっかけとなることを期待している。

ソニン、「厄を落としました」ゲネプロで舞台から落下も前向き 主演&訳詞のミュージカル『ラフヘスト』開幕

 女優のソニン(41)が18日、東京・池袋の東京芸術劇場シアターイーストで開かれた主演ミュージカル「ラフヘスト~残されたもの」の公開稽古&開幕直前取材に登場した。公演はこの日から28日まで同所で行われる。

 この作品は1月の第8回韓国ミュージカルアワードで作品賞、脚本賞、音楽賞の3部門を総なめにした作品。日本での初演で、芸術を愛した女性キム・ヒャンアン(ソニン)と、韓国を代表する2人の芸術家、詩人・イ・サン(相葉裕樹)と画家・キム・ファンギ(古屋敬多)の物語だ。韓国でも女優として活動しているソニンは主演だけではなく、楽曲の訳詞も担当しており、韓国文化を日本語化するのが「楽しくて仕方が無かった」と笑顔を見せた。

 ゲネプロ後には「初めての舞台での通し稽古でした。やってよかったなと思うのは、私が舞台から落ちたこと。これで、もう全ての厄は落としました。私が。ですので、初日は落ちたことを験担ぎに迎えられる」とコメント。4人のみで行う芝居に「いろんなセットを回したり小道具の調整も4人でつくっています。新しい試みの作品に仕上がったとも思う」と語った。

 今作品は1人の女性の人生を辿るストーリーだが、「この物語は皆さんの物語。人生をふりかえって、過去、現在、未来の自分を受け入れて、祝福できるか。生きていたらいろんな事がある。過去の自分に会いに、劇場へ来てください。人生を見つめ直すきっかけになったらいいと思います」と来場を呼びかけた。