濱田龍臣「お酒好き」実家暮らしで「父親と晩酌楽しむ」主演ドラマは「絶妙にかわいい童貞臭さ」

AI要約

濱田龍臣(23)と沢口愛華(21)が共演するドラマ「サバエとヤッたら終わる」の取材会で、濱田が酒が大好きで実家で父と晩酌を楽しむことを明かし、撮影で使われたノンアルコールビールに物足りなさを感じるエピソードが紹介される。

濱田は大学生を演じるが、実際に大学には行っておらず、童貞とみられるキャラクターへのアプローチや表情の工夫について語り、沢口も童貞臭さを強調している。

ドラマは放送後にNetflixで独占配信されるという新機軸の展開を予告している。

濱田龍臣「お酒好き」実家暮らしで「父親と晩酌楽しむ」主演ドラマは「絶妙にかわいい童貞臭さ」

 濱田龍臣(23)が14日、都内のTOKYO MXで行われた、沢口愛華(21)とのダブル主演ドラマ「サバエとヤッたら終わる」(8月11日スタート、毎週日曜深夜1時5分)合同取材会で、酒が大好きで実家暮らしのため、父と晩酌をしていると明かした。劇中では、自身が経験していない大学生、しかも童貞とみられる妄想あふれる男子を演じたが「絶妙にかわいい童貞臭さ」にこだわったと明かした。

 劇中で濱田は大学生の宇治、沢口は同じサークル仲間の鯖江レイカを演じた。1話では、居酒屋で行われたサークルの飲み会で、宇治が鯖江に恋愛相談を持ちかける。そのシーンで飲んだビールは、ノンアルコールビールだったという。濱田は「僕は、お酒が大好きですね。芋焼酎が好きで、実家に暮らしているんですけど、父親とよく晩酌を楽しんでいます」と笑みを浮かべた。そして「なぜ、このビールにはアルコールが入っていないんだと、ずっと…何回、思ったか分からない」と、ノンアルコールビールを使っての撮影に物足りなさを感じていたと振り返った。沢口は「このまま居酒屋で飲み会やって帰ろうと、ずっと言っていた」と言い視線を送ったが、濱田は「何だかんだ、撮影時間も短くタイトなスケジュールで、なかなかできずでした」と実現できなかったと残念そうに口にした。

 居酒屋のシーンをはじめ、宇治が鯖江の大きな胸の谷間に、いやらしい視線を送るなど、大学生の男女の飲み会での関係性を生々しく演じているが、6歳で子役としてデビューした濱田は大学生を経験していない。宇治の役作りについて聞かれると「大学に行っていないので、どこまで下心と性欲をと、さらけ出していいのか…みたいな。口、ほっぺの筋肉だけで動いている感じみたいなのは台本読みの段階から模索していた」と振り返った。生まれつき強大な超能力をもつ中学生を演じた、18年のテレビ東京系主演ドラマ「モブサイコ100」の経験も生きており「多分『モブサイコ100』の時にあった、絶妙な気持ち悪さを、増し、増しにした表情を考えた」と明かした。

 明確には描かれていないが、宇治は女性経験がない、童貞の雰囲気が全編を通じて漂う。濱田は「どうやったら、キモカワいいくらいになれるか、という意識。明言はされていないですが、絶妙に漂う童貞臭さ…笑っているときの気持ち悪い口の動きを、やり過ぎると面白くない。どこで引き算するかと、キャラクター性の方向性をつかんでいった」と役作りを振り返った。沢口は「絶対、童貞だと思う。隠してるというか…あふれ出ているからなぁ」と笑った。

 ドラマは放送後、Netflixで独占配信される。TOKYO MX制作のコンテンツでは、初めてだという。

 ◆「サバエとヤッたら終わる」 新潮社のウェブマンガサイト「くらげバンチ」で19年9月に配信開始以降、最新14巻まで配信中の早坂啓吾氏の同名漫画の実写化作品。大学生の宇治(濱田龍臣)は、同じサークル仲間の鯖江レイカ(沢口愛華)の親友で人気者の桜井美波に好意を抱くも、話しかけられず、居酒屋や学食で鯖江に恋愛相談をするが、巨乳と下ネタに女を意識してしまう。友情を取るか性欲を取るか、理性ギリギリさせられる、そんな2人のキャンパスライフを描く。