キャサリン皇太子妃がウィンブルドン男子シングルス決勝観戦へ 優勝者へのトロフィー授与は不明

AI要約

がん治療中の英王室のキャサリン皇太子妃(42)が13日、ウィンブルドン選手権最終日に出席することが分かった。

皇太子妃は、パトロンとして大会に毎年訪れているが、今年は治療中のため姿を見せていなかった。

ウィンブルドン選手権への出席は、治療中に公の場に姿を現す2度目であり、詳細は不明だが注目を集めている。

 がん治療中の英王室のキャサリン皇太子妃(42)が13日、英ロンドンで今月1日から開催されているテニスの世界大会ウィンブルドン選手権最終日に出席することが分かった。英ハロー!誌が、ケンジントン宮殿が14日に行われる男子シングル決勝に皇太子妃が出席することを認めたと報じた。

 幼い頃から、4大テニス大会の1つであるウィンブルドン選手権のファンとして知られる皇太子妃は、大会を主催するオール・イングランド・ローン・テニス・アンド・クロケット・クラブのパトロンを2016年から務めており、毎年観戦に訪れている。しかし今年は、がん治療中であることからこれまで会場に姿を見せていなかった。

 パトロンとして皇太子妃は例年、優勝者にトロフィーを授与しているが、13日に行われた女子シングル決勝は欠席した。最終日の男子シングル決勝では優勝者にトロフィーを手渡すのか、ロイヤルボックスから観戦するだけになるのかは現時点では分かっていない。

 ウィンブルドン選手権への出席は、今年3月にがん治療を受けていることを公表して以降、公の場に姿を現す2度目となる。皇太子妃は先月、チャールズ国王の公式誕生日を祝う祝賀パレードに出席し、公務復帰を果たした。ウィリアム皇太子と3人の子どもたちと共にバッキンガム宮殿のバルコニーにも登場して話題を呼んだが、「体調の良いときも悪いときもある」と、依然として公務に完全復帰できる状態ではないことを明かしている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)