津田健次郎「夜中にブツブツと…完全に不審者ですよね(笑)」セリフを覚えるためにおこなっていることとは?

AI要約

声優・俳優の津田健次郎がTOKYO FMのラジオ番組「津田健次郎 SPEA/KING」でリスナーからの質問に回答。アイデアが浮かぶタイミングやその生まれる瞬間について語る。

アイデアの生まれる瞬間や普段の経験がアイデアにつながる過程を紹介。歩くことやお風呂に入ることがアイデアが湧く時に多い理由を解説。

アイデアの面白さや自身のアイデアへの期待と現実のギャップについて率直に語る津田健次郎のエピソード。

津田健次郎「夜中にブツブツと…完全に不審者ですよね(笑)」セリフを覚えるためにおこなっていることとは?

声優・俳優の津田健次郎がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「津田健次郎 SPEA/KING」(毎週日曜 12:00~12:30)。声優として数々の人気アニメ作品、俳優としても話題のドラマ・映画に出演。今もっとも注目を集める才能・津田健次郎のパーソナルな一面が知れるレギュラーラジオ番組です。7月7日(日)の放送では、リスナーから届いた“アイデアを考えるとき”に関する質問メッセージに答えました。

<リスナーからのメッセージ>

「津田さんは『映画を撮るためにいろいろ(アイデアを)書いては消して……を繰り返している』とお伺いしたことがあり、そこでふと思ったことがあります。絵コンテなどのアイデアはどんなときに浮かびますか? 津田さんのアイデアの生まれる瞬間を教えていただければと思います」

津田:僕はですね……これは映画に限らずなんですけど、いろいろ考えたりするときは「お風呂に入っているとき」か「歩いているとき」がめちゃくちゃ多いですね。セリフを覚えるのも歩いているときが一番多いです。だから、わざわざセリフを覚えるために、ちょっと遠回りをしたり、ひと駅ぶん歩いたりします。

ただ、最近はマスクがあるからいいんですけど、昔はマスク文化じゃなかったから、舞台をやっていた頃とかは、夜中にブツブツと……しかも、ちょっと残虐なセリフなんかを言いながら歩いているという……完全に不審者ですよね(苦笑)。

なので(アイデアが浮かぶタイミングは)やっぱり、お風呂と散歩が圧倒的に多いです。これは医学的にも、歩いたり、お風呂に入ると、血のめぐりが良くなって脳が活性化するらしいんですよね。それでアイデアが降りてきやすいという。

“アイデア”って面白いですよね。普段、いろいろ考えたり見聞きしていることが、パーツとして自分のなかにストックされて、あるとき急に単語だったり、景色みたいなものが“ポンッ!”と浮かんでくるというか。そして、ストックしていたバラバラだったパーツが、いきなりひとつにつながったりすると、その瞬間は“ヤバい俺、天才だ!”って思っちゃいます(笑)。だけど、次の日の朝に読み返してみると“あ、凡人だった”って……それの繰り返しです。

(TOKYO FM「津田健次郎 SPEA/KING」7月7日(日)放送より)