山﨑賢人さん「熱い思い、全部込めた」 映画「キングダム」シリーズ最終作公開でイベント

AI要約

主演の山﨑賢人さんを含む出演者と監督が映画「キングダム」シリーズの最終章を祝う舞台挨拶を行った。

大ヒット映画「キングダム」シリーズは累計発行部数1億部の人気漫画が原作で、中国を舞台にした壮大なアクション映画だ。

過去3作で1千万人以上の観客を動員し、興行収入50億円を超える記録を打ち立てた「キングダム」シリーズ。最終章の動員率も好調なスタートを切った。

山﨑賢人さん「熱い思い、全部込めた」 映画「キングダム」シリーズ最終作公開でイベント

大ヒット映画「キングダム」シリーズの4作目にして最終章となる「大将軍の帰還」(佐藤信介監督)の上映が全国532の映画館で始まった12日、東京都内の映画館に主演の山﨑賢人さん(29)ら9人の出演者と佐藤監督が一堂に会して舞台挨拶を行った。

挨拶には山﨑さん、佐藤監督の他、吉沢亮さん(30)▽大沢たかおさん(56)▽清野菜名さん(29)▽岡山天音さん(30)▽三浦貴大さん(38)▽新木優子さん(30)▽佐久間由衣さん(29)▽小栗旬さん(41)ら共演者が出席した。

4作を通じ出演し、今作では物語の核となる大将軍、王騎を演じた大沢さんが「準備期間を含めこの作品に携わった8年は、俳優として幸せな時間でした。こんな作品、他にない。今日が、この作品に関わる最後です。皆さんに感謝しています」と語ると、客席から大きな拍手が送られた。

主演の山﨑さんは「撮影開始からの7年は、信として、もう一つの人生を生きた7年でした。作品ごとに熱い思いを重ね、最終章である今作には込められるものは全部込めました。何回でも見ていただき、熱くなってもらえたらうれしいです」と、信として走り抜けた時間を振り返った。

「キングダム」は、累計発行部数1億部の人気漫画が原作。紀元前の中国を舞台に、将軍になる夢を抱いた少年、信と、中華統一を目指す若き王、嬴政(えいせい)の姿を壮大なスケールで描くアクション映画だ。

配給の東宝によると、これまでの3作で延べ1千万人の観客を動員し、興行収入は、いずれも50億円を突破した。これは、比較可能な平成12年以降に作られた実写のシリーズ映画では前人未到の記録だ。

今作の観客動員数も、公開初日の午後3時段階の比較で、前作「運命の炎」の121%と出足は好調だという。(石井健)