マイケル・ムーア監督 バイデン大統領への逆風は「最も残酷な形の高齢者虐待」

AI要約

ドキュメンタリー監督のマイケル・ムーア氏が、バイデン大統領陣営の人々に対し選挙継続を迫る行為を高齢者虐待と非難

ムーア氏はバイデン氏の低調な様子に驚き、医師の診察を受けるように促す

また、バイデン大統領は任期終了前に辞任すべきだと示唆

マイケル・ムーア監督 バイデン大統領への逆風は「最も残酷な形の高齢者虐待」

 ドキュメンタリー監督のマイケル・ムーア氏が、バイデン大統領に選挙戦継続を迫る大統領陣営の人々に対し「最も残酷な形の高齢者虐待」と激しく非難した。米紙ニューヨーク・ポストが9日、報じた。

 選挙撤退圧力が高まる中、バイデン陣営は選挙継続を主張している。「ボウリング・フォー・コロンバイン」「華氏911」などで知られる左翼政治活動家のムーア氏は自身のポッドキャスト番組「ランブル」でこう語った。

「もし私がジョー・バイデンの唯一の味方なら、今までに見させられた最も残酷な形の高齢者虐待から彼を守るために立ち上がります」

 ムーア氏は6月27日に行われたバイデン氏とトランプ前大統領とのテレビ討論会で、バイデン氏の低調ぶりに「仰天した」という。

「彼は頭の中のあらゆる認知機能が停止しているようでした。もしこれがあなたが心から気にかけていて、愛し、抱きしめていた人だったら、あなたはどうしたでしょうか? 彼をステージに上げようと思ったでしょうか? 夜9時に81歳の老人をステージに送り出して、夜10時42分まで終わらない怪物との乱闘をやらせますか?」

 そして、選挙撤退どころか、「医師に診察してもらい、それから正しいことをしてください」「バイデン大統領、あなたが成し遂げた善行に感謝します。あなたは永遠に記憶されるでしょう。しかし、あなたの体がやめてほしいと懇願しています」と、任期が終わる前に辞任すべきだと示唆した。