森永卓郎氏 蓮舫氏を推した立民の戦略ミス指摘「本気で獲りにいくならもっと大胆なことを。例えば…」

AI要約

東京都知事選において、現職の小池百合子氏が3選を果たす。立憲民主党が指示した蓮舫氏は惨敗し、森永氏はその敗因を分析。

蓮舫氏の過去や立憲民主党の戦略ミスが影響して勝利できなかった可能性が指摘される。

立憲民主党がより大胆な戦略を取れば、より有力な候補を立てられた可能性も示唆されている。

森永卓郎氏 蓮舫氏を推した立民の戦略ミス指摘「本気で獲りにいくならもっと大胆なことを。例えば…」

 経済アナリストの森永卓郎氏(66)が8日、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ」(月~金曜後1・00)に出演。7日に投開票された、任期満了に伴う東京都知事選について言及した。

 無所属現職の小池百合子氏(71)が270万票以上を獲得し、無所属新人の前広島県安芸高田市長石丸伸二氏(41)、無所属新人の前参院議員蓮舫氏(56)らを破って3選を果たした。

 森永氏は「都知事選は現職が負けたことは一度もない」との前提を踏まえつつ「そこを打ち破ろうと思ったときに、私は今回立憲民主党の大きな戦略ミスだったと思う」と、立民が指示した蓮舫氏の惨敗を振り返った。

 続けて「(立民は)蓮舫さんを出しても勝てないことは最初から分かっていたと思う」と分析。「メディアではずっと投票先の調査をしていたが、(蓮舫氏は)上がってこなかった」とし、「浮動票や若い人たちにとっては過去の人だし、今回落ちたとしても衆議院くら替えで身の安全は保障されている」ことが敗因になったと持論を語った。

 そして「もし本気で都知事を立民が獲りにいくとしたら、もっと凄い大胆なことをやらないといけなかった。例えば極端な話、石丸(伸二)さんに丸ごとついちゃうってことをしたら、もっといい戦いになったかもしれない」とのひとつの戦略案を提示していた。