<虎に翼>まるで“昭和のおじさん”? 寅子の振る舞いに違和感覚える視聴者続出 「見てられない」「頭を抱える天狗っぷり」

AI要約

伊藤沙莉さん主演のNHK連続テレビ小説「虎に翼」の第71回が放送され、寅子の振る舞いに違和感を覚える視聴者が続出した。

寅子はアメリカから帰国し、新しい時代の女性の代表として取材を受けることになるが、家族との関係に不満を抱える様子が描かれた。

寅子の昭和の価値観に固執する姿に対し、視聴者からは批判的な意見が相次いだ。

<虎に翼>まるで“昭和のおじさん”? 寅子の振る舞いに違和感覚える視聴者続出 「見てられない」「頭を抱える天狗っぷり」

 伊藤沙莉さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第71回が7月8日に放送され、雑誌の取材を受ける寅子の振る舞いに、違和感を覚える視聴者が続出した。

 第71回では、昭和26(1951)年、視察のためにアメリカに行っていた寅子(伊藤さん)が帰国する。華やかなワンピースに身を包んだ寅子は仕事場に立ち寄り、出張の成果を報告。一方、家で帰りを待つ花江(森田望智さん)は、「今日くらいまっすぐ帰ればいいのに」と不満を募らせる。

 刺激を受けてますます張り切る寅子のもとに、新しい時代の女性の代表として密着取材をさせてほしいという依頼が舞い込む。取材を担当するのは、寅子を大学時代から知る記者の竹中(高橋努さん)だった。

 竹中は、寅子の自宅での様子にも密着することに。寅子は家族に「私のことを若い子たちの希望の星だって」とうれしそうに話し、今週末に竹中が家に取材に来ることを伝える。花江が「みんなの新しいお洋服も必要ね。出費がかさむわ」と言うと、寅子は「お金は私が十分家に入れているんだから」と返した。

 取材当日、寅子は台所に立ち、ロールキャベツを手作りする。寅子の慣れない手つきを見た竹中が「普段しないの? 料理」と問いかけると、すぐさま花江が「休日はしてくれていますよ。でも彼女は毎日仕事が忙しいので」とフォロー。しかし、竹中は納得しない表情を浮かべていた。

 取材を終え、寅子が竹中を見送りに行くと、家族は「やっと終わったぁ」と肩の力を抜き、家の中に戻る。しかし、寅子が先ほど料理していた台所で、ひき肉がついたまま洗い場に放置してあるボウルを目にした花江は、表情を曇らせるのだった。

 寅子の振る舞いに、SNSでは「見てられない」「『お金は私が十分家に入れてるんだから』昭和のおっさん化著しい寅子……古く……なってきている!?」「ザ・昭和の夫的振る舞い」「花江ちゃんに感謝しないのか?」「頭を抱える天狗(てんぐ)っぷり」といった声が上がった。