【9日の虎に翼】「家庭裁判所の母」と呼ばれる寅子は新しく担当した調停で非難される

AI要約

伊藤沙莉がヒロインを演じるNHK連続テレビ小説「虎に翼」は、女性弁護士で後に裁判官となる三淵嘉子さんの半生を描く作品。主人公の猪爪寅子役として、寅子の活躍や新たな調停の展開が描かれる。

寅子は大忙しの中、女性の社会進出について考えを述べるラジオ番組に出演し、順風満帆な日々を送っていたが、新たな調停で問題に直面する。不貞行為を理由に夫から離婚を求められた女性との関わりが描かれる。

「虎に翼」は、110作目の朝ドラであり、主人公の奮闘を通じて昭和初期から戦時下までの時代背景を描く。作品のテーマは中国の法家「韓非子」の名言から取られ、強さの中に更なる強さが生まれるという意味を持つ。

 伊藤沙莉がヒロインを演じるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜午前8時)は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となる三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんの半生を再構成して描くフィクション作。伊藤は主人公の猪爪寅子(ともこ)役を演じる。

 ◆第72回あらすじ◆

 帰国後の寅子(伊藤沙莉)は大忙し。多岐川(滝藤賢一)、山本長官(矢島健一)と共にラジオ番組に出演し、女性の社会進出についてはっきりと考えを述べる。「家庭裁判所の母」と呼ばれ、後輩も出来て順風満帆。そんな中、寅子は新しい調停を担当することに。不貞行為を理由に夫から離婚の訴えを起こされた女性・瞳(美山加恋)をいさめた寅子は、瞳から「女の味方ではないのか」と非難される。

 「虎に翼」は110作目の朝ドラで、昭和初期から戦時下を経て奮闘する主人公の姿を、吉田恵里香氏の脚本で届ける。「虎に翼」は中国の法家「韓非子」の言葉で「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味。