Ｍ－１王者令和ロマン 第45回ABCお笑いグランプリ優勝 老舗賞レース制す
AI要約
令和ロマンが関西の老舗賞レースで優勝し、第45代王者に輝いた。
18年に結成されたコンビが優勝賞金100万円を獲得し、喜びを爆発させた。
ABCお笑いグランプリは若手の登竜門であり、今回はM-1王者が優勝した初のパターンとなった。
昨年のM－1グランプリ王者、令和ロマンが7日、大阪市のABCテレビで行われた「第45回ABCお笑いグランプリ」で優勝した。笑いの本場・関西の老舗賞レースも制し、第45代王者に輝いた。
過去2年連続準優勝のリベンジを果たし、優勝賞金100万円を獲得。18年4月にコンビを結成したボケの高比良くるま（29）とツッコミの松井ケムリ（31）は「いざ優勝したらめちゃくちゃうれしいです」「これで成仏できます」などと喜びを爆発させた。
決勝戦ファーストステージで、かが屋、フースーヤ、ぎょねこを破ると、ダウ90000、青色1号との決勝戦ファイナルステージを勝ち抜き、出場総数568組の頂点に立った。
同コンテストは80年に「ABC漫才・落語新人コンクール」として誕生し、89年からは「ABCお笑い新人グランプリ」、12年からは現在の「ABCお笑いグランプリ」に名を変え開催。歴代優勝者にダウンタウン、ナインティナイン、千鳥らが名を連ね、若手の登竜門となっている。
これまでとろサーモン、霜降り明星らが後にM－1も制しているが、M－1王者となってから同コンテストを制するのは初のパターンとなった。
高比良は決勝進出を決めた際、「M－1王者としてとかない。取りたい」と意気込んでいた。
