奈緒「私は大丈夫です。それだけは伝えようと」主演映画公開前日に三木康一郎監督の発言が物議

AI要約

女優奈緒(29)が主演映画「先生の白い嘘」の公開初日舞台あいさつに参加。共演者とともに登場し、コメントした。

前日に発生したインティマシー・コーディネーターの問題について、奈緒が落ち着いた口調で自らコメントして物議を避けた。

映画は人気漫画家の原作で、主人公の教師が性や人間関係に直面しながら成長を描いたヒューマンドラマ。

奈緒「私は大丈夫です。それだけは伝えようと」主演映画公開前日に三木康一郎監督の発言が物議

 女優奈緒(29)が5日、都内で、主演映画「先生の白い嘘」(三木康一郎監督)の公開初日舞台あいさつに出席した。

 共演するジュニア内グループHiHi Jetsの猪狩蒼弥(21)、三吉彩花(28)、風間俊介(41)、三木監督とともに登場した。前日4日に一部メディアで公開された三木監督のインタビューで、出演者サイドから「インティマシー・コーディネーターを入れてほしい」という要望があったが、入れなかったとする発言があり、物議を醸していていた。

 舞台あいさつで三木監督が謝罪を伝えた後、奈緒がマイクを口に近づけた。「前日にいろいろなことがありまして皆さんご存じかなと思うんですけど、一言私がお話ししなければと思いました」と落ち着いた口調であいさつした。「私は、大丈夫です。それだけは伝えようと思いました」と強くうなずいた。「何でも言っていいですって言われたので、ちゃんと自分が届けようと思って、来ました。作品を見届けてくださってありがとうございました」と感謝を伝え、拍手を浴びた。

 同作は人気漫画家、鳥飼茜氏の累計部数100万部超の同名タイトル作が原作。高校教師の原美鈴(奈緒)は親友の婚約者との関係を隠しながら教卓に立つ毎日を送っていたが、平穏を装った日常は担任の男子生徒の事件をきっかけに崩れ始める。自身の性に対する矛盾した感情や、男女間の性差に向き合う主人公の姿を描くことで、人の根底にある醜さと美しさを映し出したヒューマンドラマだ。