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紀藤正樹氏 沖縄の米兵の性犯罪〝新たに3件〟に「地元に情報提供することは最低限の節度」
弁護士の紀藤正樹氏が沖縄県での米兵による性犯罪の報道に関して政府の隠蔽体質を批判。
沖縄での性犯罪事件が新たに3件発生し、外務省などの対応に疑問が呈されている。
米兵による沖縄での性犯罪が続発しており、地元の安全保障に対する懸念が高まっている。
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弁護士の紀藤正樹氏(63)が3日、「X」(旧ツイッター)を更新。沖縄県で米兵による不同意性交などの事件が新たなに3件あったという報道に驚きの声をあげた。
林芳正官房長官は3日の記者会見で、沖縄県での米兵による性犯罪をめぐり、不同意性交など新たに3件あったことを明らかにした。
この報道に紀藤氏は「これ最大限の衝撃」と投稿。その上で「原発の事故隠しと同じで、何かあった時には国の政策のために原発や基地を抱える地元に情報提供することは最低限の節度ではないか」と政府の隠蔽体質を批判した。
沖縄では昨年12月に、米兵による16歳未満の少女への性的暴行事件があり、3月末に起訴されたものの、外務省沖縄事務所から県に連絡がなかったことが問題視されている。
また5月には海兵隊の男が女性に性的暴行をしようとしてケガをさせ、不同意性交致傷の疑いで6月に逮捕され、起訴されていることが、最近になって分かった。