米兵の性的暴行、さらに3件 23年以降で計5件に 官房長官発表

AI要約

林芳正官房長官は、沖縄での米兵による性的暴行事件が2023年以降で新たに3件発生したことを明らかにした。これにより計5件となり、地元の不安が高まっている。

新たに判明した3件は不起訴となった事件であり、具体的な内容については説明を避けられている。

林氏は今後も米側に事故防止の徹底を求める姿勢を示している。

米兵の性的暴行、さらに3件 23年以降で計5件に 官房長官発表

 林芳正官房長官は3日の記者会見で、捜査当局が報道発表していない沖縄での米兵による性的暴行事件が2023年以降で新たに3件あると明らかにした。既に明らかになっている23年12月と24年5月に発生した事件と合わせると計5件となる。林氏は会見で「米軍関係者による性犯罪が発生していることについては極めて遺憾だ。地元の皆様に大きな不安を与えるものであり、今後も米側に対し、事件事故防止の徹底を求めていく」と述べた。

 林氏によると、新たに判明した3件は23年2月、同8月、24年1月にそれぞれ発生し、いずれも不起訴となった。事件の詳しい内容については説明を避けた。【鈴木悟】