チャールズ国王よりお金持ち! スーパーリッチなイギリス貴族ランキングTOP5

AI要約

イギリスの階級社会の頂点に君臨するイギリス王室よりも莫大な資産を持つ英国貴族が存在し、サンデー・タイムズ紙が発表した長者番付で40歳以下の最も裕福な人物として選ばれたヒュー・グローヴナーが1位に輝いている。

総資産額は2兆円を超えるとされ、不動産を中心に資産を持つグローヴナー公爵は人気地区の土地や多くの不動産を所有しており、豪華な生活を送っている。

公爵はウィリアム皇太子やチャールズ国王との縁も深く、過去には500万ポンドもかけた誕生日パーティーを開催するなど、“クレイジーリッチ”な世界で活躍している。

チャールズ国王よりお金持ち! スーパーリッチなイギリス貴族ランキングTOP5

イギリスの階級社会の頂点に君臨するイギリス王室だけど、資産額でランキングをつけると実は国王よりもお金持ちの英国貴族はたくさんいる。ここでは英日曜紙サンデー・タイムズが毎年発表する英国の長者番付を参考にしつつ、王室を圧倒的に凌ぐ莫大な資産を持つ主な世襲貴族をランキング形式でご紹介。

※日本円の金額はウエブサイト掲載当時のものを、2024年6月6日現在のレートに換算したものです。

総資産額:101億2,700万ポンド(約2兆185億円)

今年のサンデー・タイムズ紙の長者番付で40歳以下の最も裕福な人物に選ばれた33歳のヒュー・グローヴナーはウェストミンスター公爵家の第7代当主。現在の彼の総資産額は驚異の2兆円越え、その資産の大部分は不動産だ。メイフェアやベルグレイヴィアなどロンドンで最も人気の高い地区の一部を含む300エーカー以上の土地を所有するほか、家族の邸宅であるイートン・ホール、60カ国以上で1,500以上の不動産を含む土地を保有している。

2016年に父親の急逝により、爵位と歴史あるグローヴナー・エステートを相続して25歳で億万長者となって以来、イギリスで結婚したい男性ナンバーワンともてはやされてきた彼も、ついに家庭に腰を据えることに。マールボロ・カレッジでユージェニー王女と同級生だった女性、オリヴィア・ヘンソンと現地時間6月7日(金)に公爵家の地所イートン・ホールに程近いチェスター大聖堂で挙式。

公爵の母はウィリアム皇太子の名付け親、そして公爵の名付け親はチャールズ国王、さらに公爵自身はウィリアム皇太子の長子ジョージ王子の名付け親を務めるている。

莫大な資産を持つにも関わらず「控えめな」生活を好む、と周りからの評価を受けている公爵だが、過去には21歳の誕生日パーティーに500万ポンド(約10億円)をかけた、という報道も。英国版“クレイジーリッチ”の世界では、これが「控えめ」ということなのか?!

写真/2004年のチャールズ国王の名付け子、エドワード・ヴァン・カッツェムと姉タマラ・グローヴナーの結婚式にウィリアム皇太子と並んで出席した13歳(当時)のヒュー・グローヴナー(左)。