ねこのガーフィールド映画が『マッドマックス:フュリオサ』に勝利!:全米ボックスオフィス考

AI要約

先週末の全米ボックスオフィスランキングで『ザ・ガーフィールド・ムービー』が首位に躍り出ている。映画はガーフィールドの声をクリス・プラットが担当し、2週目でも好調な興行収入を記録している。

新作『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』も7位でデビューし、アニメ映画として注目を集めている。続く7位から10位までには、さらに新作4作品がランクインしている。

『ザ・ガーフィールド・ムービー』と『マッドマックス:フュリオサ』の興行収入や製作費の比較など、興行収入以外の面でも興味深い見どころがある。

ねこのガーフィールド映画が『マッドマックス:フュリオサ』に勝利!:全米ボックスオフィス考

 先週末(5月31日~6月2日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、アニメーション映画『ザ・ガーフィールド・ムービー(原題) / The Garfield Movie』が興行収入1,400万5,272ドル(約22億円)を稼ぎ出し、公開2週目に前回初登場1位だった『マッドマックス:フュリオサ』から首位の座を奪った。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル155円計算)

 新聞漫画として生まれ、テレビアニメ化や実写映画化もされているねこのガーフィールドをアニメーション映画化した同作。ガーフィールドの声を担当したのは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのクリス・プラットで、堅実な興行を続けている。累計興収は5,157万7,603ドル(約80億円)となり、こちらも同日公開の『マッドマックス:フュリオサ』(累計興収4,970万225ドル・約77億円)を抜いた。ちなみに、『ザ・ガーフィールド・ムービー(原題)』の製作費は6,000万ドル(約93億円)、『マッドマックス:フュリオサ』の製作費は1億6,800万ドル(約260億円)だ。

 7位から10位には新作が一挙4作ランクインした。新作の中でトップとなる7位デビューを果たしたのは、日本のアニメ映画『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』で興収363万5,661ドル(約5億6,000万円)だった。(編集部・市川遥)

5月31日~6月2日の全米ボックスオフィスラキングは以下の通り。()は先週の順位。

1(2)『ザ・ガーフィールド・ムービー(原題) / The Garfield Movie』

2(1)『マッドマックス:フュリオサ』

3(3)『ブルー きみは大丈夫』

4(4)『猿の惑星/キングダム』

5(5)『フォールガイ』

6(6)『ザ・ストレンジャーズ:チャプター 1(原題) / The Strangers: Chapter 1』

7(初)『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』

8(初)『イン・ア・バイオレント・ネイチャー(原題) / In a Violent Nature』

9(初)『エズラ(原題) / Ezra』

10(初)『サマー・キャンプ(原題) / Summer Camp』